キタダケソウを観る 北岳-間ノ岳
山行日:23年07月01日~03日
山 名:南アルプス・キタダケソウを観る 北岳-間ノ岳
区 分:会山行
形 態:縦走
参加者:05名(男性:02名、女性:03名)
コースタイム
7月1日天気:曇りのち雨 2日:快晴 3日:晴れ キタダケソウを観る 北岳-間ノ岳
1日目:藤沢駅南口07:00=(圏央道-中央道甲府昭和IC)=09:30夜叉神駐車場10:15=(バス)=11:05広河原11:30-14:30白根御池小屋(泊) 2日目:小屋(朝食)05:35-(草すべり⑩×2)-08:00小太郎尾根分岐-08:30肩の小屋⑩-09:00両俣小屋分岐-9:15北岳9:45-(キタダケソウ探索観賞)-11:10北岳山荘(昼食、ザックデポ)12:00-12:30中白根山12:45-13:30間ノ岳14:15-14:50中白根山15:05-15:25北岳山荘(泊) 3日目:小屋(朝食04:30)05:15-(キタダケソウ探索観賞)-06:30吊尾根分岐⑩-07:10北岳⑩-7:45両俣小屋分岐⑤-08:00肩の小屋08:15-08:40小太郎尾根分岐-(草スベリ)-10:00白根御池小屋10:45-12:35広河原(昼食)14:00=(バス)=14:50夜叉神駐車場=(温泉)=藤沢
1日目:行動時間3時間、3.4km、2日目:行動時間 9時間50分 9.1km、3日目:行動時間 7時間20分 6.9km
山行の過程
1日目:予定より早めに到着しそうなので、夜叉神登山口駐車場に駐車。雨対策用の身支度を整え、曇天の中、広河原から白根御池小屋までの上り標高差810m、3.4kmの樹林帯の登山道を進む。途中から本降りとなるが小屋到着後は、更に風雨強まっていた。
2日目:早朝から快晴無風。草スベリのジグザグ登り道は、花々が黄色、白色、紫色と次々と現れる。吊り尾根分岐から肩の小屋(標高3000m)までの登りのきつさは、鳳凰三山や甲斐駒、仙丈の峰々の眺望が癒してくれた。ここから北岳までの標高差は200mないが、岩場の急登。
北岳頂上は、360°の大絶景。感激ひとしお後、岩場を下り吊り尾根分岐に差し掛かる。辺りはハクサンイチゲの大群落だ。いよいよ稜線沿いのキタダケソウ探索開始するが見つからない。
明日の探索に期待し、北岳山荘で昼食後ザックデポし、4名で(S氏は山荘で休息希望) 間ノ岳を目指す。緩やかな登りで中白根山を経て、行程1時間半で間ノ岳山頂に至る。広大な頂上広場は南アルプスの荒川三山、塩見岳がよく望めるほか、富士山は無論、中央アルプスなど眺望よく気持ちのいい場所だ。大休息後、山荘への帰路につく。
3日目:今日こそキタダケソウを見るんだという全員の気迫で計画よりかなり早めに出発。風速は8m/secぐらいあり、少し寒い。昨晩の同宿?の有難い写真情報もあって、吊り尾根分岐までのトラバース道を目指し一路登る。お目当てのキタダケソウが終盤ながら数株見つけ、一同大感激。その後、昨日に続き北岳に登頂、肩の小屋、白根御池小屋で小休止後、広河原に下山した。
リーダーの感想
梅雨の時期、2泊3日の山行の判断は、難しい。小屋の予約キャンセル締日もあり、ありとあらゆる天気予報で情報を集め、決行した次第。幸いにも、2日間は快晴に恵まれ、ほぼ計画通りの行程とお目当てのキタダケソウ(ほぼ終わりかけのラストチャンスでした)を観賞できた。
*広河原インフォメーションセンター情報:キタダケソウは、5月下旬から咲き始めたとのこと。
しかし、林道開通が毎年6月最終週のため、花の終盤になってしまいミスマッチが起きている。