icon 至仏山~高山植物の宝庫を堪能 icon


icon 山行日:23年07月09日~10日

icon 山 名:尾瀬・日光・至仏山~高山植物の宝庫を堪能

icon 区 分:会山行

icon 形 態:ピークハント

icon 参加者:10名(男性:03名、女性:07名)

 

icon コースタイム


7月9日天気:晴れ 尾瀬ヶ原 10日天気:快晴のち曇り 至仏山~高山植物の宝庫を堪能

7/9:藤沢駅南口6:30、平塚駅南口6:45集合=圏央道-関越道沼田IC=9:45尾瀬戸倉駐車場10:00-10:15=(バス) =10:45鳩待峠11:00-12:00山の鼻(昼食、ザックデポ)-尾瀬ヶ原散策(牛首分岐~~ヨッピ吊橋~竜宮十字路)-16:15~30山の鼻小屋(泊) 7/10:山の鼻小屋06:35-⑩-⑩-⑩-10:40至仏山(2,228m)11:00-(岩場)- 11:45小至仏山(2,162m)-⑩-12:10オヤマ沢田代手前ベンチ(昼食)12:35-⑩- 13:55鳩待峠14:30=(バス)=14:55尾瀬戸倉=(温泉)=(高速SA(夕食))=藤沢、平塚

1日目:行動時間5時間15分~30分、12.9km、2日目:行動時間 7時間20分 7.3km

尾瀬ヶ原から見る至仏山 

尾瀬ヶ原から見る至仏山

 

icon 山行の過程


1日目:尾瀬戸倉第1駐車場に駐車し、バスで鳩待峠へ、身支度後、山ノ鼻へ下る。

いきなりの団体客の長い行列でスローダウン、途中2団体を追い抜き通常ペースに戻り,

程なくして山ノ鼻小屋に到着。チェックイン、昼食後に尾瀬ヶ原散策。

 
鳩待峠からスタート 

鳩待峠からスタート

行く手の団体さんで長蛇の列 

行く手の団体さんで長蛇の列

樹林帯の木道を1時間歩いて山ノ鼻到着 

樹林帯の木道を1時間歩いて山ノ鼻到着

尾瀬ヶ原散策、池塘には逆さ燧ヶ岳が映る

尾瀬ヶ原散策、池塘には逆さ燧ヶ岳が映る

尾瀬のシンボル、燧ケ岳

尾瀬のシンボル、燧ケ岳

白い花が咲くナガバノモウセンゴケ 

白い花が咲くナガバノモウセンゴケ

ハッチョウトンボ 

ハッチョウトンボ

ルリイトトンボ 

ルリイトトンボ

池塘の淵にナガバノモウセンゴケが群生し赤く見える 

池塘の淵にナガバノモウセンゴケが群生し赤く見える

水面に浮かぶヒツジグサ 

水面に浮かぶヒツジグサ

花探索を終えました 

花探索を終えました

 

2日目:午後から天気が崩れる予報のため早めに出発。

研究見本園を抜け、登山口から徐々に高度を上げる、振り返ると眼下に尾瀬ヶ原、対面には燧ヶ岳と眺望抜群。高度200mごとに小休止し、流れ出る汗を拭きつつ水分など補給。

 
尾瀬ヶ原の夜明け

尾瀬ヶ原の夜明け

快晴の朝、これから至仏山へ

快晴の朝、これから至仏山へ

振り返ると尾瀬ヶ原と燧ケ岳が一望 

振り返ると尾瀬ヶ原と燧ケ岳が一望

 

やがて森林限界を越えると蛇紋岩で滑りやすい道になる。木の階段も崩れた箇所多数。

花が多くて、花撮りで先頭から長い隊列、超スローペースとなるが至仏山山頂を踏む。

 
滑りやすい蛇紋岩の岩場 

滑りやすい蛇紋岩の岩場

山頂への階段、花も多くなる 

山頂への階段、花も多くなる

至仏山山頂到着 

至仏山山頂到着

 

中休止後、アップダウンのある岩場を抜け小至仏山からオヤマ沢田代手前で、昼食休憩。

ここまでオゼソウ、ハクサンイチゲ、シナノキンバイ、イブキジャコウソウ、ジョウエツキバナノコマノツメ、ハクサンシャクナゲなど花畑が点在し目を奪われる。

その後は、歩きやすい下山道で1時間ほどで鳩待峠に着いた。

 
小至仏山に向かう 

小至仏山に向かう

岩場の稜線 

岩場の稜線

小至仏山を振り返る 

小至仏山を振り返る


 

icon 尾瀬ヶ原と至仏山花図鑑


コタヌキモ(タヌキモ科)食中植物

コタヌキモ(タヌキモ科)食中植物

ヒツジグサ(スイレン科)

ヒツジグサ(スイレン科)

サワラン(ラン科)

サワラン(ラン科)

トキソウ(ラン科)

トキソウ(ラン科)

キンコウカ(ユリ科) 

キンコウカ(ユリ科)

ナガバノモウセンゴケ(モウセンゴケ科) 

ナガバノモウセンゴケ(モウセンゴケ科)

ヒメシャクナゲ(ツツジ科) 

ヒメシャクナゲ(ツツジ科)

マイサギソウ(ラン科) 

マイサギソウ(ラン科)

タカネアオヤギソウ(ユリ科) 

タカネアオヤギソウ(ユリ科)

ミズチドリ蕾(ラン科) 

ミズチドリ蕾(ラン科)

オオレイジンソウ(キンポウゲ科) 

オオレイジンソウ(キンポウゲ科)

シブツアサツキ(ユリ科) 

シブツアサツキ(ユリ科)

ユキワリソウ(サクラソウ科) 

ユキワリソウ(サクラソウ科)

オゼソウ(ユリ科) 

オゼソウ(ユリ科)

ムラサキタカネアオヤギソウ(ユリ科) 

ムラサキタカネアオヤギソウ(ユリ科)

ホソバヒナウスユキソウ(キク科) 

ホソバヒナウスユキソウ(キク科)

カトウハコベ(ナデシコ科) 

カトウハコベ(ナデシコ科)

マルバヘビノボラズ(メギ科) 

マルバヘビノボラズ(メギ科)

ジョウシュウアズマギク(キク科) 

ジョウシュウアズマギク(キク科)

ジョウエツキバナノコマノツメ(スミレ科) 

ジョウエツキバナノコマノツメ(スミレ科)

ミネウスユキソウ(キク科) 

ミネウスユキソウ(キク科)

コメツツジ(ツツジ科) 

コメツツジ(ツツジ科)

 

icon リーダーの感想


梅雨末期の中休み?の好天に恵まれたこと、お目当ての湿原植物と高山植物にめぐり逢え企画してよかった。尾瀬国立公園の西端に位置する尾瀬ヶ原、至仏山は、植物の種類の豊富さと、熊、子鹿、アカゲラとの出会いもあり自然保護について意義深い山行になった。

山ノ鼻小屋:総合評価A 食事A、トイレA 、お風呂あり