四国
山行日:23年09月03日~10月12日
山 名:四国・四国
区 分:個人
形 態:へんろ 四国のみち歩き
参加者:1名(男性:1名、女性:0名)
コースタイム
9月3日天気:四国
9月3日~10月12日までの40日 四国一番札所霊山寺から八十八番札所大窪寺までの「四国のみち」を歩く
距離:1,150km 累計上り:29,466m 累計下り:29,069m
山行の過程
「四国のみち」を歩くのが本計画であり、目的でもありました。「四国のみち」とは、1500kmに及ぶ四国自然歩道とされておりますが、本計画は、鳴門市板野町「1番札所霊山寺」からさぬき市「88番札所大窪寺」までの1,150kmの行程で、いわゆる「88ヶ所へんろ道を歩く」というものです。
へんろ道と言っても、一般道、旧道、路地道、あぜ道、登山道等々多様な道の組み合わせです。一日の歩行距離は、30kmを標準として宿泊施設の位置や前後日の距離で調整して決めました。ここ数年のコロナ災いでへんろさんが全く来なかったため、峠越えへんろ道で草本が繁茂し荒れて通れない箇所もあり、一般道に代えたこともあります。
行程には厳しいものやのどかなものあります。
厳しさの代表は、吉野川市の11番藤井寺から12番焼山寺を経て神山町阿野の宿舎までの行程は、時間12:08、距離23km、累積上り・下り各1,700mでした。
行程距離で長かったのは、阿南市の22番平等寺から23番薬王寺を経て室戸岬の24番最御崎寺までの2泊3日で95kmです、雷雨もありクタクタになりました。
厳しさもあり、のどかでもあり、風景や文化を愉しむのが「四国のみち」歩きだと言うのが実感です。
リーダーの感想
「へんろ」と言う四国のみち歩きには多様な方法があります。数回に分けて歩く「区切り打ち」が主流のようですが、一回で歩き通す「通し打ち」があります。外国人へんろさんが多いのが目につきました、彼らはとてもタフで歩きも早いようです。彼らとは、しばしば同行し同宿しました。「巡礼の道」などの経験や長距離トレキングの経験があるようです。欧米では「四国へんろ」が名高いようです。日本語は殆ど話せないようですが、「お早うございます」「有り難うございます」「頑張ってください」が定番で、白衣・頭陀袋・金剛杖の身支度は文化を尊重する彼ららしいと思いました。
後期高齢の私にはせいぜい25km/日程度で計画するのもあったように思いました。
体力に余裕がある年代時分には、伊予の卯之町や石鎚山、満濃池なども訪ねたり、またテントを担ぎながらの「四国のみち」歩きができますが、体力(年齢)に合わせて計画するのがよさそうに思いました。