icon オ-トル-ト icon


icon 山行日:24年07月30日~08月12日

icon 山 名:海外・オ-トル-ト

icon 区 分:個人

icon 形 態:縦走

icon 参加者:6名(男性:0名、女性:4名、会員外:2名)

 
マッターホルンに向かって歩く 

マッターホルンに向かって歩く

 

icon コースタイム


オ-トル-ト フランスシャモニ~スイスツエルマット

7/30 東京成田エミレ-ツ22:30発-ドバイ―

7/31 ジュネ-ブ13:15着―シャモニ

8/1 4名エギュ-ドミディ展望台 / 2名モンタンベ-ル氷河展望台

8/2 シャモニー8:30―8:54定期バス―9:25ルトゥール村―10:15シャラミヨン―11:00バルム峠―11:50エアバジェア―14:30トリアン

8/3 トリアン7:45―8:45フォルクラ9:00―11:20ボビーヌ(ランチ)12:30―16:10シャンペ

8/4 シャンペ8:00―10:00デクサンス―13:30プラフルーリ小屋

8/5 プラフルーリ小屋7:30―8:05稜線8:15―12:00ランチ13:00―15:00ディス小屋

8/6 ディス小屋7:00―13:00アローラ―15:15レゾデールホテル

8/7 レゾデールホテル8:00―8:20マイエンコッテール8:30―11:30トーラン11:45―12:15ランチ12:45―13:50モワリー湖14:18=(バス)=14:35グリメンツ

8/8 グリメンツ=(ケーブルカー)10:40=11:00ヴァウアルダ―11:30ジナール(ランチ)12:00―12:30ヴァウアルダ―13:00中間駅=(ケーブルカー)=13:20ペレック13:40=(ケーブルカー)=14:00 14:30=(ケーブルカー)14:50グリメンツ

8/9 グリメンツ8:30=(送迎車)=9:20テーシュアルプ9:40―13:00スネガ(ランチ)14:20=14:40 (フニクラ)1=14:45ツェルマット

8/11 ツエルマット~SBB列車~ジュネ-ブ空港―ドバイ

8/12 東京成田17:35着

行動時間;8/2(6時間)8/3(8時間25分)8/4(5時間30分)8/5(7時間30分)8/6(8時間15分)8/7(6時間35分)8/8(4時間10分)8/9(6時間15分)

 

icon 山行の過程


8/2 晴れ 今日から8/9迄ガイドとオ-トル-トコ-スを歩く。シャモニ・スッドバス停から公共バスでルトゥール村へ~シャラミヨンから緩やかに1時間半登りバルム峠。スイスからイタリアへ国境越え。1時間程下ってエアバシエの草原でピクニックランチ。更に2時間下りトリアンへ到着。 登り400m/下り900m/14K20000歩

ルトゥールからシャラミヨンまでゴンドラで上がる 

ルトゥールからシャラミヨンまでゴンドラで上がる

バルム峠。スイスとイタリアの国境 

バルム峠。スイスとイタリアの国境

疲れた足を冷たい水で冷やす 

疲れた足を冷たい水で冷やす

 

8/3 晴れ トリアンの山小屋近くの登山口から3時間程登り樹林帯を抜け放牧地の牧場の中を通り山小屋へ。ジャガ芋とチ-ズ料理とアップルパイで昼食。その後スイスの山並みを見ながら急登と急降下を繰り返してやっとシャンペ湖近くの宿に到着。今日は遠かった!    21K/31400歩

トリアンの橋 

トリアンの橋

今日はこの山小屋でランチ 

今日はこの山小屋でランチ

さあ。楽しもう 

さあ。楽しもう

 

8/4 晴れ 送迎車でシャンペ湖からディスサンスダム迄。1900mからスタ-ト。ダムに到着すると丁度地元のマラソン大会(16k・800m標高)終盤で大勢の応援の人とスイスホルンの演奏で賑わっていた。背景にはアルプスの山並み。喧騒から離れ岩稜帯を登り花畑でピクニックランチ。その後氷河の溶けたゴ-ゴ-と大反響で流れ落ちる雪渓の中を緩やかに上がり最高点プラフル-リ2965mの峠を越えてプラプル-リ小屋に着いた。時間が早かったので外でゆっくりと4000m級の山々を見ながら贅沢な時間を過ごした。登り1100m/7k/11000歩

ディクサンスダムで会ったホルンの音楽隊 

ディクサンスダムで会ったホルンの音楽隊

ぐんぐん歩け 

ぐんぐん歩け

今日の宿はフラプルーリ小屋 

今日の宿はフラプルーリ小屋

 

8/5 晴れ プラフル-リ小屋からゆっくりと2時間半の登り。峠からディス湖へ下り、ディス湖畔でピクニックランチ。途中アイベックスのファミリーやマーモットがいた。その後遥か遠くの氷河帯の高い位置にぽつんとそびえる緑の屋根のディス小屋を目指してひと登り。着くと白い大型犬に迎られた。他では見なかった黄色とオレンジのポピ-の花が咲いていた。小屋の前に大氷河が広がっている。ドーム型の温室の休憩室もあった。また一人ずつ氷河に向かってパノラミックシャワ-を天日の下で体験した。いわゆる露天シャワ-。最高地点の山小屋、モンブランドシェイロン3870mすぐそこ。

この斜面を登ったところで、 

この斜面を登ったところで、

アイベックスに会いました。 

アイベックスに会いました。

ディス湖まで下ります。 

ディス湖まで下ります。

エーデルワイスを見つけて大騒ぎ。 

エーデルワイスを見つけて大騒ぎ。

ディス小屋手前の小ピーク。 

ディス小屋手前の小ピーク。

今日はディス小屋に泊まります。 

今日はディス小屋に泊まります。

 

8/6 晴れ ディス小屋から一旦下りザレ場のガラガラ道を登り下りの繰り返しリッドマッテ峠2919m迄岩と鎖で登り切った。途中今日もアイベックスに会ったが伸びあがり大きな角を戦わせていた。そこからアロ-ラ村迄3時間の下りだが延々と咲き誇る沢山の花々の中に沢山のエ-デルワイスを見つけたり氷河の川で裸足になり川遊びをしたりお昼寝をしたりと長い下りをものともせずアロ-ラの村へ。レストランで昼食後公共バスでレゾデ-ルへ。8.7k/21000歩

ディス小屋を出発して鎖場を通過したり、

ディス小屋を出発して鎖場を通過したり、

ザレた道を歩いたり、

ザレた道を歩いたり、

疲れた足を冷たい水で冷やしたり、

疲れた足を冷たい水で冷やしたり、

大変だけど一面のお花畑

大変だけど一面のお花畑

 

8/7 晴れ アンベエの谷に入る。マイエンドコテ-ルから900m3時間の登り。マウンテンバイクの人が何人も降りてきて驚いた。途中から眼下にコバルトブル-の鮮やかな大きなモワリ-湖が見えてきた。そこでピクニックランチ。間近に見える大氷河から流れ落ちるさまが湖迄繋がってみえる。氷河湖の水の美しい自然がもたらすコバルトブルー!バス停の湖畔迄700mの下りは今日も延々と続く満開のお花畑だった。ここにもエ-デルワイスを沢山見られた。ダムのバス停から公共バスでグリメンツの町へ。冬は大人気のスキ-場グリメンツの町。水車小屋やネズミかえしの小屋など伝統ある街並みを散歩した。

マイエンコッテールの登山口から登る

マイエンコッテールの登山口から登る

通るけどトーランの峠

通るけどトーランの峠

峠を下りモワリー湖が見えてきた。

峠を下りモワリー湖が見えてきた。

今日と明日はこのアルピナホテル

今日と明日はこのアルピナホテル

 

8/8 晴れ グリメンツから大ゴンドラに乗り一気に登った。スタ-トしたモンブランも見える素晴らしい景色を満喫した。

素晴らしい山容 

素晴らしい山容

でも、花より団子なの。 

でも、花より団子なの。

マッターホルン 北壁だから台形に見える。 

マッターホルン 北壁だから台形に見える。

 

8/9 晴れ 送迎車でテーシュアルプへ。そこから雲一つない青空にはえるマッタ-ホルンに向かってバルコンコースをスネガまで歩くゴ-ルデンルート。人も少なく何とも言えない至福の時間!スネガの展望レストランで食事をして地下ケ-ブルでツエルマットへ下りホテルへ。オ-トル-トトレッキング完走!!!

テーシュアルプから歩くその先に、 

テーシュアルプから歩くその先に、

マッターホルンが見えた 

マッターホルンが見えた

落石が多いのでシェルターがあります。 

落石が多いのでシェルターがあります。

お休みもマッターホルンと一緒。 

お休みもマッターホルンと一緒。

マッターホルンに向かって歩きます。 

マッターホルンに向かって歩きます。

スネガのレストランにて。 

スネガのレストランにて。

 

8/10 晴れ ツエルマットの町散策 朝焼けのマッタ-ホルンが美しい!

6時20分 

6時20分

6時27分 

6時27分

6時30分。刻々と表情を変えるマッターホルン。 

6時30分。刻々と表情を変えるマッターホルン。

 

8/11 晴れ ツエルマット駅からSBB2階列車でレマン湖の周りを通りジュネ-ブ空港へ。15:15発~ドバイ

列車

列車

飛行機の窓から

飛行機の窓から

 

8/12    成田空港17:35着

 

icon リーダーの感想


オ-トル-トはいくつもの峠を越えながらヨーロッパアルプスの展望を楽しむロングコ-スです。フランスシャモニからモンブランに見送られながらスイスマッタ-ホルンに迎えられるというドラマチックなストーリーに惹かれ昨年のツ-ル・ド・モンブランメンバーらと挑戦しました。マッタ-ホルン山麓ツエルマット迄3000m近い標高のいくつもの峠や小屋をクリアして9日間約80Kmを歩き通した達成感に皆で喜びました。またお天気も全日12日間快晴の青空で味方してくれました。アルプの静かな谷の牧場やスイスの昔ながらの農村風景と沢山の氷河地帯の中を大きな段差のザレ場をトラバ-スしたり怖いくらいの氷河のとけて流れる様子の側を気を引き締めて緊張した後に沢山の花畑の中を下り癒されると何とも盛り沢山の贅沢な時間を過ごす事が出来ました。昨年以上のお花の量と種類にも驚かされました。

 
ドロニクム・クルシイ 

ドロニクム・クルシイ

シレネ・ブルガリス 

シレネ・ブルガリス

ラヌンクルス・モンタヌス 

ラヌンクルス・モンタヌス

ポピー 

ポピー

エーデルワイス 

エーデルワイス

ワタスゲ 

ワタスゲ

エリンギウム・アルビヌム

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ゲンティアナ・オルビクラリス と ゲンティアナ・パパリカ

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