由布岳
山行日:24年10月31日
山 名:九州・由布岳
区 分:個人
形 態:ピークハント
参加者:7名(男性:4名、女性:3名)
コースタイム
天気 曇り
湯布院温泉6:30=6:45由布岳正面登山口7:00-7:50合野越⑩-⑩-9:30マタエ⑩-10:03由布岳(西峰)⑩-⑤-11:30東峰(昼食)⑳-12:10マタエ-⑩-13:40合野越⑤-14:00飯盛ヶ城-14:30由布岳正面登山口=16:00黒川温泉
行動7時間30分、歩行6時間10分
GPSfile
山行の過程
はじめは草原を歩く。正面に目指す由布岳の双二峰がどーんと大きい。合野越からは樹林帯の中をジグザグに登る。斜面そのものは急だがジグザグを大きくとっているので、比較的楽に登れる。マタエ(1500m)までの最後の標高差150mは直登に近くややきつい。
マタエからは時計周りにお鉢巡りにチャレンジ。最初の3本の鎖場はそれほど難しくないが、屏風岩のへつりは足場が小さく高度感があって緊張を強いられる。そこを過ぎると”返り咲き”のミヤマキリシマの群落が出迎えてくれて間もなく最高峰の西峰(1583.5m)山頂だ。雲海に浮かぶ九重連山や祖母・傾山系が見渡せる。西峰からは細尾根をしばらく下り、その後ガレた山腹をお鉢の底めがけて一気に下る。最低鞍部からは岩稜登りだが、西峰に比べると難しくない。東登山口からの道と合流して最後の急登を登ると東峰(1580m)だ。東峰からは鶴見岳の向こうに大分港が見渡せる。マタエに下ってお鉢巡りは終了。
合野越からは西登山道方面に少し入って飯盛ヶ城に60mほど登り返し、気持ちの良い草原の道を正面登山口まで戻った。
リーダーの感想
由布岳は予定通り登ることが出来たが、台風の接近による天候の悪化で、このあとの傾山と大崩山の2山に登ることができなかったのは残念であった。しかし、由布岳では、嶮路のお鉢巡りを果たせたことは成果だったし、紅葉と”返り咲き”のミヤマキリシマをダブルで楽しめたことは幸運であった。また、湯布院温泉や黒川温泉など九州の名湯を訪ね紅葉を愛でながらメンバーの交流を深められたことも意義があったと思う。