七面山
山行日:24年12月20日~21日
山 名:南アルプス・七面山
区 分:個人
形 態:ピークハント
参加者:3名(男性:0名、女性:3名)
コースタイム
12月20日天気:曇り時々小雪 七面山
〈12月20日〉 藤沢駅6:30=羽衣駐車場9:50ー10:50肝心坊⑩ー11:25中道坊⑩ー12:20晴雲坊12:55ー13:45敬慎院 〈12月21日〉 敬慎院7:35ー8:40七面山ー9:15希望峰⑤ー七面山ー10:40敬慎院ー11:25晴雲坊⑩ー中道坊⑩ー肝心坊⑩ー13:40ー羽衣駐車場ー白糸の滝=日帰り温泉
12/20行動3時間55分、歩行3時間 12/21行動6時間10分、歩行5時間30分
山行の過程
〈12月20日 金〉
渋滞なく予定より早く羽衣駐車場に到着。山頂に到る道は登山道ではなく参道で、整備され歩きやすいが、九十九折の登りがひたすら続き単調でもある。丁目ごとに灯籠があり、ベンチも多数。五十丁目がこの日のゴールの敬慎院で、お坊様が出迎えて下さった。富士山は曇り空でぼんやり見えるのみで、翌日のお楽しみとなった。
〈12月21日 土〉
6時45分頃、山門の階段を登ると、富士山が山門越し真正面に姿を現す。拝所でご来光を拝み感動に浸りつつ、朝食をいただき出発する。
七面山頂にザックをデポして希望峰に登ると、光岳、聖岳、赤石岳など、臨む機会があまりない側の南アルプスの山々が見えた。
朝食が遅かったのと、希望峰までの往復に少し時間がかかったため、下山は前日と同じ表参道を選択した。土曜日で登山者が多い。小雪がちらつく中、順調に下りて、駐車場近くの白糸の滝を見物、山行を終了した。
リーダーの感想
山全体が法華経の聖地であり、いつもの登山とはやはり趣が違った。表参道は、信者であっても登山に親しんでいない人には結構きつい登りだろう。
敬慎院は宿坊であり、宿泊にはいろいろ決まりごとがある。部屋に通されたあとはお清めの沐浴。冷えた体にはありがたい。17時の夕食は白飯、わかめの味噌汁、野菜の煮物。18時30分に本尊のご開扉、19時に夕のお勤めに参加する。僧侶5人の勤行は荘厳で迫力があり思わず聞き入った。部屋に戻ってからも長い間勤行が聞こえていた。
翌朝は5時30分に起床。お寺の方があっという間に、敬慎院名物の巻き布団を片付ける。6時のお勤めに参加、ご来光に合わせて外ヘ。富士山とご来光を満喫した後、7時に朝食。こちらも質素な精進料理である。
真冬はマイナス20度になるとのことだが、部屋はストーブがあり暖かく快適。ハードコースもハイキングも良いが、このような山行、宿泊も心を穏やかにする。いつか再訪したい山である。