icon 空木岳 icon


icon 山行日:25年08月28日~29日

icon 山 名:中央アルプス・空木岳

icon 区 分:個人

icon 形 態:縦走

icon 参加者:4名(男性:1名、女性:3名)

 
空木岳と南駒ヶ岳(奥) 

空木岳と南駒ヶ岳(奥)

 

icon コースタイム


8月28日天気:晴れ 29日曇のち晴れ 空木岳

〈8/28〉

各出発地=3:40平塚=菅の台バスセンター8:00=千畳敷9:10ー9:45極楽平ー10:05島田娘ノ頭ー11:30濁沢大峰⑮ー12:55檜尾岳⑤ー13:15大滝山ー14:40熊沢岳⑤ー15:50東川岳⑤ー16:10木曽殿山荘(泊)

〈8/29〉

木曽殿山荘6:00ー7:30空木岳⑩ー7:45駒峰ヒュッテ⑤ー8:50空木平避難小屋⑩ー10:20ヨナ沢ノ頭⑩ー大地獄ー小地獄ー11:45マセナギ⑩ー12:30池山尾根水場(昼食)⑮ー13:55林道終点⑤ー14:25登山道入口⑤ー15:15菅の台バスセンター

8/28行動7時間、歩行6時間15分、9.5km 8/29行動9時間15分、歩行7時間55分、16.1km

 

icon GPSfile


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icon 山行の過程


〈8/28〉

菅の台バスセンターには余裕を持って到着したが、この日は中学生の団体の貸し切りでバスが出払っているとのことで増便が出ず、登山開始が1時間遅れとなった。

バスからロープウェーを乗り継ぎ、千畳敷の景色を楽しみながら登る。極楽平からは稜線歩きになる。日射しは強いが風が爽やかで暑さをあまり感じない。

千畳敷カール

千畳敷カール

極楽平と御嶽山

極楽平と御嶽山

空木岳への稜線 

空木岳への稜線

 

長い稜線上に4つのピーク、他にもアップダウン多数で地味に体力を削られる。ゆっくりめで歩いていたが、そのペースだと小屋到着がかなり遅れると判断、大滝山付近から少しペースを上げる。鎖や梯子の難所が続くがペースを保ちつつ慎重に通過する。この頑張りで出発遅れをかなり取り戻すことができた。小屋手前は約200メートルの急下降、痩せ尾根や崩落地を通過して、宿所の木曽殿山荘に到着した。

鎖場 

鎖場

岩場 

岩場

梯子場 

梯子場

檜尾岳避難小屋

檜尾岳避難小屋

熊沢岳から望む空木岳(左)

熊沢岳から望む空木岳(左)

東川岳山頂と空木岳 

東川岳山頂と空木岳

クジャクチョウ 

クジャクチョウ

木曽殿山荘 

木曽殿山荘

 

〈8/29〉

夜半から雨風の音が聞こえ、朝はガスで真っ白、昨日は鮮やかに聳えていた空木岳が見えない。朝食後30分ほど待機したが変わらず、ガスの中出発する。

山頂手前の岩場を登攀で超える。山頂は視界なしだが、登頂はやはり喜ばしい。写真を撮って下山を開始する。途中ライチョウのつがいに出会えた。

空木岳のライチョウ 

空木岳のライチョウ

空木岳山頂 

空木岳山頂

山頂直下の駒峰ヒュッテ 

山頂直下の駒峰ヒュッテ

 

ほとんど下りのみだが、長いのでこまめに休憩を取る。少しずつ晴れ間が広がり、空木平カールや花崗岩の山肌等の景色が楽しめた。登山道は全体によく整備されているが、下山路の後半は道標がやや分かりにくい箇所があった。

樹林帯といくつかの林道交差を抜けて長い下山路を歩ききり、『こまくさの湯』で汗を流し、さっぱりして登山を締めくくった。

空木平避難小屋と空木岳

空木平避難小屋と空木岳

樹林帯の長い下り

樹林帯の長い下り

下りの鎖場 

下りの鎖場

ホトトギス 

ホトトギス

池山小屋そばの水場 

池山小屋そばの水場

池山小屋

池山小屋

池山尾根登山口に下山

池山尾根登山口に下山

 

icon リーダーの感想


なぜか今まで中アに縁がなく、初めての山域に新鮮な気持ちで臨んだ。ロープウェー駅を下りた千畳敷カール、極楽平からの長い稜線は、期待を上回る絶景だった。アップダウンにつれて変化する景観と鎖・梯子の通過も楽しい。岩場の連続はほとんど岩トレ的であり、良い練習にもなった。

反省点としては、バスの混雑は想定していたものの、駐車場があるバスセンターからの乗車以外(タクシーや他のバス停の利用)に考えが至らず、出発遅れで1日目の後半、難路が続くエリアでメンバーにペースを上げてもらったことがある。交通の遅れ等に対応しながら、全体のペース配分を調整する必要がある。

景観が素晴らしく、変化あるとても良いコース、空木岳山頂が雲に覆われていたのは少し残念だったが、会歴の浅いメンバーにも思い出に残る山になれば良いと思う。自分の好きな山も、またひとつ増えた。

 

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Tag:中央アルプス,縦走,
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