icon 赤城山、奥白根山 icon

2011年6月25日~26日

参加者:11名

コースタイム

icon 6月25日(土) 晴後時々雨

藤沢駅7:51=高崎駅10:42~11:11=沼田駅11:57~12:05―白樺牧場13:15~50―覚満淵14:00~30=赤城神社14:35~45=吹割の滝15:30~16:05=ペンション・コスモス(泊)16:35 (行動時間 4:30 歩行時間 1:50)

icon 6月26日(日) 曇

ペンション6:50=菅沼7:10~20―登山口7:25―休憩-弥陀ヶ池9:35~45―奥白根山11:15~30―白根権現社―地獄ナギ(昼食)12:35~13:00―ロープウェイ山頂駅13:40~14:05=白根登山口駅14:20 ― 14:45ペンション(入浴)15:45=沼田駅16:55~17:16=高崎駅18:03~55=藤沢駅21:40   (高崎で線路への立ち入り事故があり約40分の遅れ)   行動時間 6:20 歩行時間 5:10

*** 山行経過 ***

関東以北の最高峰奥白根山は日本百名山で、山頂からの大展望が楽しめる山である.

今回は赤城山火口湖周辺のレンゲツツジの観賞と、シラネアオイと岩峰の百名山登頂を目指して計画をした。

icon 6月25日 赤城山・火口湖周辺散策

台風の発生と梅雨前線の北上で雨天を予想していたら、早朝から素晴らしい快晴となり湘南新宿ラインにて出発する。しかし天気は下り坂で、何処で雨となるかと思いながら沼田に着くと予報通りの雨となり、ペンションの迎えの車で赤城山の大沼に向うと土砂降りの大雨となり先が思いやられる。しかし白樺牧場に着くと雨は止み、山はガスってはいるが満開のレンゲツツジと乳牛たちが迎えてくれた。

白樺牧場のレンゲツツジをバックに

白樺牧場のレンゲツツジをバックに

レストハウスのサラサドウダン

レストハウスのサラサドウダン

今日は観光ドライブで小さな沼の覚満淵に立ち寄り、ツツジが新緑の水面に映えて美しい沼を一周する。今度は願いが叶うという沼に映える赤一色の赤城神社に参拝し、明日の天気と安全を祈願する。

ベニサラサドウダン?

ベニサラサドウダン?

覚満淵の木道で

覚満淵の木道で

大沼からは赤城道路を北上し、又雨がパラパラとしたが吹割の滝に着くと雨も止み、雨で増水していつもと違う濁った滝を眺めてペンションに向う。ではいつものことながら早速に乾杯、入浴で、夜は美味しい料理を戴く。明日の天気を気にしながらどのコースで山頂へ登ろうかと思いながら休む。

icon 6月26日 奥白根山登山

昨夜と同じく山々はガスっているが午後3時頃まで雨は降らないとの予報で、予定通り菅沼登山口まで送ってもらう。10年前位に丸沼高原にロープウェイが運行されるようになって表尾根コースが整備されており、こちらから登る人は車利用者以外は少ないようだ

菅沼登山口から出発 

菅沼登山口から出発

山頂まで標高差800m、平地を暫く歩くとすぐにジグザグの急登になり最後の急登から座禅山の山麓を巻いてパッと開けて弥陀ヶ池に出る.

ここからは池の正面に山頂を見上げられるのだがガスっていて望めず残念だった。この沼畔の草地はシラネアオイの群生地であったが以前に盗掘や近年鹿の食害で全滅状態となった。その後電気柵が設置されていて大分復元してきているようで、巡視員にも出会いチラホラと花が咲き始めてる。

弥陀ヶ池からは五色沼径由の予定だったが、天気が悪いので変更して山頂を目指すことにした。山桜やイワカガミを見ながら山頂が近づいて来るとガレ沢の岩場に到着。

座禅山手前に雪渓が残っていました 

座禅山手前に雪渓が残っていました

ここからは池の正面に山頂を見上げられるのだがガスっていて望めず残念だった。この沼畔の草地はシラネアオイの群生地であったが以前に盗掘や近年鹿の食害で全滅状態となった。その後電気柵が設置されていて大分復元してきているようで、巡視員にも出会いチラホラと花が咲き始めてる。

弥陀ヶ池からは五色沼径由の予定だったが、天気が悪いので変更して山頂を目指すことにした。山桜やイワカガミを見ながら山頂が近づいて来るとガレ沢の岩場に到着。

稜線では強い風で飛ばされないようにして岩角に掴まってピークに立つとぼんやりと見える山頂はまだ先で、悪戦苦闘でようやく標識のある岩峰に立った。天気がよければブルーの沼と360度の大展望に圧倒されるのだが、想像するのみでやっと記念撮影を撮って山頂を後にした。

ガスっていると迷いやすい山頂で岩場を下り、最後のピークの白根神社に着く。間違えているパーティーもあったようだがここからはメインコースで標識や登山道もよく整備されていて間違いなく下山できる。

群生するイワカガミ 

群生するイワカガミ

神社からの景色は見えないが、ザレ場や火山礫の急斜面を左から大きく右に回り込み深い樹林帯の中を下ってゆく。ダケカンバの林の中から大岩壁の下部の地獄ナギに出るが、樹林と上はガスっていて荒々しい岩壁は見られなかった。

ようやく七色平のハイキングコースに出て山頂駅に近づいてくると、山の斜面には植生されたのか一面にシラネアオイの群生で、こんなにたくさんの花を見るのは初めてだった。

又、公園の岩石園には早くも赤や白のコマクサが咲いて迎えてくれた。以前に船窪小屋で記念に種をまいたコマクサは咲いているだろうかと思い出した。ここの展望台から3ツの岩峰からなる白根山は山麓しか望めず、又他の山から眺めてみようと思いながら下山する

今回の山行は、初日はのんびり観光だったが予想した雨には会わず、白根山は岩登りに強風。そして花々の群生にも出会い、ヒヤリハットもなくスリル満点で変化のある山行を満喫することができた

*** 費用 ***

交通費 JR:3260円(片道)、ロープウェイ:登山口―山頂駅 900円(片道・割引)

宿泊費 ペンション・コスモス:11,000円(駅・登山口送迎付)

icon 写真をクリックすると大きな写真を表示します。

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Tag:尾瀬・日光,ハイキング,宿泊,山の花
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