自然保護部秋の花観察会、箱根湯坂路
日 時:2014年9月13日(土) 天候:晴れ
浅間山にて
参加者:男4名、女7名、計11名
箱根湯本駅(標高108m)8:15――8:25登山口――8:50湯坂城跡9:00――11:55大平台分岐──12:15浅間山(802.2m、昼食)12:55──13:40鷹巣山(834m)13:50──14:20湯坂路入口バス停14:25=バス=15:10小田原駅
行動時間:6時間05分 歩行・花観察時間:4時間50分 休憩時間:1時間15分
石畳の残る登山道を登りはじめてすぐにタマゴタケに出会い、湯坂城跡にて一休み。コヤブタバコとガンクビソウの違いを観察し、明るい尾根に出るとキブシの青い実やゴンズイの赤い実が見られた。ススキが出穂したばかりの山道を進む。
ノブキが一面に広がる中にタマアジサイやタイアザミ。大平台分岐までオミナエシやタムラソウ、ワレモコウ、ツリフネソウ、ツルニンジン、ツリガネニンジン、サワヒヨドリなどのお花畑が続く。大平台分岐あたりから外来種のマルバフジバカマの繁殖が目立つ。真っ赤なツチアケビ(腐生ラン)の実を発見するという幸運に恵まれ、ヤハズソウ咲く浅間山着(昼食)。
マルバハギとヤマハギの違いを確認し、紅花のゲンノショウコを観察して鷹巣山へ。ススキの美しい山道で記念写真を撮り湯坂路入口バス停へ。
N.H
蝶がヤマハギやタムラソウ、タイアザミに吸蜜する姿に秋を感じた一日でした。このコースでは初めてツチアケビの実や紅花のゲンノショウコに出会え、50種余の花が観察できました。皆様のご協力に感謝いたします。
G.E
この時期にこんなに沢山の花がある事に驚きました。教えて戴かないと気が付かずに歩いて過ぎています。花々を見て秋の訪れを実感しました。白い卵から赤い玉が顔を出したタマゴタケも初めて見ることが出来ました。楽しい観察会 有難うございました。
A.Y
箱根湯坂路を本当に久しぶりに歩いた。ほぼ忘れていたが、時を経て同じ道を辿ることに懐かしさを感じた。公園などでは見ない葉の小さなもみじや、春にかんざしのような花をつけるキブシの実がぶどうの房のようになっていたり、秋の七草のオミナエシや、ススキ、吾亦紅(ワレモコウ)、ハギ等、沢山の花々が日本の秋らしさを見せてくれて、また、植物の名前を沢山聞いたりして、心が安らいで贅沢な山行となりました。
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