白馬岳~雪倉岳~朝日岳
山行日:21年08月01日~03日
山 名:北アルプス・白馬岳~雪倉岳~朝日岳
区 分:個人
形 態:縦走
参加者:4名(男性:0名、女性:4名)
コースタイム
31日(土)13:20藤沢=13:45町田13:56=八王子14:30=(あずさ29号)=16:39松本16:52=17:45信濃大町17:51=18:29白馬駅
1日(日)5:55白馬駅=(バス)=6:22猿倉6:50―7:50白馬尻8:00―11:10葱平11:30―12:05避難小屋15:15ー14:30白馬山荘(泊)(行動時間7:20 歩行時間6:50)
2日(月)4:50小屋―5:20白馬岳5:35―6:15三国境6:20―8:23雪倉避難小屋8:33―9:20雪倉岳9:30―11:10昼食11:25―12:50水平道分岐13:00―⑤-⑤―14:50朝日小屋 (行動時間10:00 歩行時間8:35)
3日(火)5:00小屋―6:00朝日岳山頂6:05-6:55吹上のコル7:05ー⑤ー9:00水場9:10―11:05白高知沢橋11:25―⑤―⑤ー14:40蓮華温泉=15:45(バス)=17:20糸魚川17:41=北陸新幹線(はくたか572)=19:35大宮19:45=21:16藤沢(行動時間9:40 歩行時間8:40)
山行の過程
1日曇りのち雨
猿倉で登山届を提出して歩き始める。白馬尻に到着したが、大雪渓は今年は小さく中雪渓といったところか。暫く登ってから軽アイゼンを付けて雪渓に立つとガスもかかり涼しい登りとなる。葱平の手前から雪渓は無くなり落石に注意しながら登っていくとお花畑が表れてきて、励まされながら高度を上げていく。避難小屋を過ぎる頃から天気が怪しくなりポツポツと雨が降り始めた。雨具を付けてガスの中白馬山荘に到着した。おしゃれな小屋のレストランでくつろいでいると雷と豪雨となり、山は早めの行動が大切と思った。
2日 晴れ時々曇り
小屋を早朝に出発し、白馬岳山頂に着くとガスが晴れて剱岳、立山までの大展望となる。三国堺からは登山者も少なくなるが、なだらかな稜線上に次々とお花畠が表れ、感激しながら雪倉岳へと向かう。雪倉岳の頂上直下で雷鳥の親子と出会えた。緑に覆われた山波の遠くに赤い屋根のポツンと朝日小屋が見えたが、その先が長く感じた。水平道の細かいアップダウンを繰り返して朝日小屋に到着した。
昨年はコロナのため閉鎖していた朝日小屋はアットホームな山小屋で、ちょうどNHK富山のスタッフが取材に来ていた。
3日 晴れのち曇り
今日も長い道のりなので早めに出発したつもりだったが、私たちが小屋を出た最後のようだった。ひと頑張りで最後のピーク朝日岳山頂に到着した。山頂にはNHKの取材陣が居て360度の大展望を撮影中。
後は長い下りとなる。栂海新道との道を分けて日差しの照り付ける道に体力を消耗していく。花園三角点の水場で一息ついてさらに下り、沢を2度わたると今度は温泉まで登りの道となる。兵馬の平湿原をすぎてやっとの事、蓮華温泉に到着した。
出会った花たち
リーダーの感想
以前から行きたかった白馬岳~雪倉岳~朝日岳のコース。昨年は小屋が閉鎖されたため行くことが出来ず、今年やっと実現できました。話しには聞いていましたが、次々と現れる高山植物の豊富さに圧倒されました。
不安定な天気ではありましたが、一日目の雷雨は小屋の中、後の2日間も晴れた空の下で山並を眺めながら雲上のお花畑を歩く事が出来ました。そして一番の思い出は朝日小屋に泊れた事です。長いこのコースに一緒に行ってくれた山仲間にも感謝です。