阿夫利山北尾根
山行日:24年05月18日
山 名:道志・阿夫利山北尾根
区 分:会山行
形 態:Vハイク
参加者:9名(男性:2名、女性:7名)
コースタイム
5月18日晴れ:阿夫利山北尾根
S:秋山温泉8:45-9:45緑と太陽の丘キャンプ場9:55-10:40(P563m)10:55-(岩綾帯)ー11:45高見山分岐(分岐1)11:50-12:05阿夫利山P729(昼食)12:50-12:52ヘアピンカーブ13:00-13:15井戸沢の頭P670(分岐2)13:20ー13:25分岐3ー13:45(P573)-13:50二つの尾根筋1(P540)14:00ー14:10二つの尾根筋2(P490)14:25ー14:35隠れピーク(H465)ー14:40二つの尾根筋3(H450m)14:50ー15:20河原へのLanding(H320m)ー(富岡入口)-秋山温泉15:45:G
歩行距離 約10Km 歩行時間: 5時間 全行程:7時間
山行の過程
秋山温泉から太陽の丘キャンプ場までアスファルト道を約1時間行く。ここからゴールの秋山温泉までを8区間に分け、ジャンケンで決めた先導役が交代しながら山行を行った。
・最初のトップは最初の取付き点を確実に抑え、無事P563に到着する。
・次のトップは岩稜帯を超えたところの”分岐1”( 山行図に記載 )まで進めた。
・3人目は昼食場所となった阿夫利山を越え”分岐2”までを担当。”分岐1”は気づくことなく少し通過し展望の良い小ピークまで行き、地図で確認を行い正しいルートに軌道修正を行った。阿夫利山からは南東に少し降りたところで出会う巻道との合流地点がヘアピンカーブとなっているが、このポイントを進行方向の尾根に引き込まれそうになったので、一旦歩行を止め全員で地図の確認を行った。
・次の”分岐2”からの担当は”分岐3”を確認し、ここからバリエーションとなる北に延びる緩やかな尾根を”P573”まで進める。”P573”ではここから西北西に延びる尾根を地図で確認する。
・次の担当は”二つの尾根筋1と2”のポイントのところは皆で議論しながらなんとか確認することが出来、正しいコース選択ができた。”二つの尾根筋2”から東北東に延びる尾根は落ち葉で踏み後もない急坂で注意しながら下る。ここが今回のコースの中では滑りやすく一番危険な場所であった。
・次はお楽しみの”隠れピーク”も無事に確認でき、”二つの尾根筋3”まで来る。ところが進むべき東北東に延びる尾根筋があまりに急降下しているため行けそうに見えないので、この現在地が正しいかの判断に躊躇することになり、皆で協議することとなった。
・次の担当は疑心暗鬼ながらも進むが、またもや激下りを強制されることとなる。最終課題の”Landing Point”に向け途中から徐々に広くなり途中では分岐もする尾根筋を行くと、急に2-3メートル近く90度に落ちる断崖を3回程度回避し、前方に見える堰堤から右方向に10メートルほど行ったところを河原にLandingする。
・この後、最後の担当は安全な道を秋山温泉まで進めゴール到着。
リーダーの感想
このコースは昨年11月に会山行として実施しているので、今回は2回目の会山行となる。読図バリエーションに関心のあるメンバーが中心に参加頂いた。経験の少ないメンバーに対しては事前に決めた確認ポイントを中心に経験者のKさんNさんからも適切な読図解説やアドバイスを行っていただいた。全行程7時間に対し歩行時間5時間と昼食30分を引くと、通常以上に長い約1時間半程度の休憩時間は主に確認ポイントでの特徴的な分岐・枝尾根・谷筋・高度・方向など地形の確認をしつつ読図解説したり、CLからのなぞかけに対する議論に使ったことになる。当初計画より長い行程となったが、この時間が今回の山行の大きな特徴であり参加者にとり有意義になったものと信じる。