icon 北穂東稜 前穂北尾根 夏山集中 icon


icon 山行日:24年08月16日~19日

icon 山 名:北アルプス・北穂東稜 前穂北尾根 夏山集中

icon 区 分:会山行

icon 形 態:クライミング

icon 参加者:9名(男性:4名、女性:5名)

 

icon コースタイム


8月16日天気:前穂北尾根 (&北穂東稜)夏山集中

16日(金) (先行パーティ:I、K濱、N、T) 4:00藤沢周辺-7:30さわんど-8:30上高地バスターミナル 9:30-13:30横尾13:40-17:00涸沢ヒュッテ(テント設営※) 17日(土) (先行パーティ:I、K濱、N、T) 03:50涸沢-5:35 5.6コル6:00-3峰-2峰-10:45前穂高岳11:10-12:55奥穂13:35-13:55穂高岳山荘14:20-15:40涸沢テン場 Tが体調不良の為5・6のコル手前にて撤退、Nが同行して涸沢まで下山した(涸沢到着07:30) (N単独で北穂東稜の偵察) 涸沢08:20-10:00分岐-11:00東稜取りつき-12:30北穂小屋13:30-15:40涸沢 (後行パーティ:T田.M本.M田.O.K嶋) 上高地バスターミナル8:10-9:10明神9:30-10:20徳沢10:35-11:25横尾11:45-12:40本谷橋12:55-15:05涸沢ヒュッテ 18日(日) 北穂東稜(T田.M本.M田.O.K嶋.I、K濱、N、T) 涸沢4:30-5:30分岐-06:30東稜取りつき-10:00北穂高岳10:30-12:00涸沢テン場 (Tは単独下山)涸沢-上高地バスターミナル 下山  19日(月)残りの全員 涸沢7:00-12:00上高地バスターミナル

 

icon 山行の過程


16日(金)

先行パーティ(N・I・T・K)台風の関東を抜け上高地入り

涸沢に到着する、Tが高山病の症状を発しテント設営後寝込む。頭痛がして気持ち悪いといい夜は食事をほとんどとらなかった。

17日(土)

前穂北尾根 先行パーティ5・6のコルの手前でTが体調不調の為下山を申し出る

NがTに同行して安全地帯である涸沢まで同行することとし、残りのI,Kは前穂北尾根を続行することとした。

Nは涸沢到着後、時間が余るため、単独で北穂東稜のとりつきを偵察しにいくこととした。

その日の夕方、リーダたちで話し合いK濱、Iの二人でも体力的にキツイルートであったことを確認して、体力の弱い後半パーティはヘッデン下山、またはそれ以上厳しいことになるかもしれないという見通しの元、翌日は全員で北穂東稜に行くことに変更した。

18日(日)

Tは下山(日程の都合による)残りの全員で北穂東稜へアタックした

 

icon リーダーの感想


当初予定していた、全員前穂高北尾根の登攀はできませんでした(K濱&Iのみ前穂に登攀した)。

ですが、ほとんどのメンバーがゴジラの背で勇名な北穂の東稜を無事登攀できました。

全員で前穂に登攀したかったので残念ではありますが、今の「藤沢山の会」にしてみれば

偉大なる一歩だったのではないかと思います。

事前練習については、もっと各自、自分の頭を使って行って欲しかった。(事前練習は、ほぼグダグダでした)自分も含めてですが、前穂北尾根に登れなかったメンバーには(いくらリーダーが変更を決めたとはいえ)自分に登れない理由があったことを受け入れて欲しいです。

自分のせいで自分が前穂に登れなかったことは自覚してくださいね。

とはいえ、初めての試みですから、メンバー自身はそれなりに頑張ってくれたのだと思います。この成功も失敗も次に生かしていきましょう。(N)

若いとき以来の久しぶりの穂高を山の会のメンバーと存分に楽しむことができました。この山行に参加できて本当によかったと感謝しております。  一方で、あまり役に立たないSLでしたが、少し辛口の感想も持ちました。  それは、先行して登攀した今村-小濱パーティのルート情報を聞かなければ、後発パーティも天候も良かったことから予定通り躊躇なく北尾根に取りつき、結果、ルート難易度への認識の甘さとパーティの力量不足で進退窮まり危険な状況に追い込まれたのではと推測します。  今回の山行の核心は、先行パーティのルート情報を聞けたことで、後発パーティの足なみでは北尾根は無理だろうと判断し、ルートグレードを落として東陵へ変更できたことだった思います。そのリーダー判断が今回の山行の成果そのものだと感じます。  皆、口をそろえて「充実した楽しい山行だった」というは本当に実感で結果オーライでしたが、パーティ全員がこのことしっかり認識しておくべきだと感じました。  皆、無事に下山できてよかったです(M本)

久しぶりに多くの岳友と登る楽しさを味わいました。パーティのまとまりもよく無事全員下山できたのが何よりです。 SLとしてはいろいろ反省があります。Mさんの言われる通り、先般隊がいたからうまくルート修正できましたが、当初計画のままでは厳しかったと反省です。また、人数を考えればロープは2本持参すべきだったと思いますし(Iさんが気を効かして1本持参してくれており結果として助けられました)。 高度感のある岩稜通過や懸垂下降もありましたが全員落ち着いて行動できたのは、Nリーダーが粘り強く時間をかけて広沢寺や三つ峠等でメンバーの力量向上を図ってきた成果であり、感謝いたします。(T田)

 
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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Tag:北アルプス,岩登・沢登,
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