北八ヶ岳紅葉のお池巡り
2019年10月6日(日)曇り時々晴れ
参加者数:5名(男性1名、女性4名)
平塚駅6:00=8:30北八ヶ岳ロープーウエイ駅8:50=9:00山頂駅9:20-10:05北横岳ヒュッテ(七つ池往復)⑩10:20-10:40北横岳10:45-12:05亀甲池(昼食)12:30―13:30双子池13:40-15:00雨池15:05-⑤-14:30山頂駅14:40=14:50麓駅17:00=(入浴・食事)=21:20平塚駅
行動時間 7:10、歩行時間 6:10
ロープーウエイ山頂駅(2,237m)を出るとすぐに天然の日本庭園“坪庭”の入口だ。北横岳へは坪庭を横切って登山道へと入る。100mほどゴロ坂を上ると北横岳ヒュッテに着く。最初の目的地七つ池へは5分ほど脇道へ入る。七つ池とは言え見ることができるのは二つの池だけだが、北横岳と池の端のナナカマドの紅葉を静かな湖面に映すたたずまいは美しい。
ヒュッテに戻りさらに100mほど登ると本日の最高地点北横岳北峰(2,480m)だ。残念ながら山頂にはガスがかかり眺望はない。ここから一気に400m下って亀甲池に着く。水が干上がって何とも鄙びた感じがまた趣がある。日の射す畔でのどかに昼食タイム。
小さな尾根を乗越して3番目の池、双子池に到着。雌・雄二つの池の美しいエメラルド色の湖面にダケカンバの黄葉が映える。時刻は13:40。ロープーウエイの最終便は17:00。余裕を持って山頂駅へ戻るため、4番目の雨池をパスして大石川林道で雨池峠に出るオプションを考えたが、林道は落石のため通行禁止。雨池経由の迂回路を行くように指示版が出ている。山頂駅までの所要時間は2時間40分とある。雨池へも寄りなさいという天の啓示と考えて先を急ぐ。ゴロ岩の岸辺にびっちりとコケの生えた雨池には15:00に到着。人気のない荒涼とした雰囲気が良い。
雨池峠を過ぎると道は木道となり、縞枯山荘、坪庭入口を見送って16:30山頂駅に無事帰着。ロープウエイで下山後、石遊の湯の露天風呂で汗を流して帰路に就いた。
ロープーウエイを利用したラクラクお池巡りを企図したが、ゴロ場のアップダウンもあり、結構歩きごたえのあるコースであった。特に、双子池から雨池のコースは登山者も少なく倒木も放置された状態で、バリエーションの趣があり面白かった。期待した紅葉は今年は色付きが悪く今一つであった。しかし、目的とした個性的な北八の4つの池全てを計画通りに巡ることが出来、充実した秋の一日となった。
参加メンバーは全員4つの池巡りは始めて、今年の紅葉はあまり鮮やかではないとの話ですが、湖面に映った景色とコケに癒されました。思ったより人が少なく、特に雨池まで行く人は殆どいなくてゆっくり池めぐりができました。
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