横岳
山行日:24年06月16日~17日
山 名:八ヶ岳・霧ヶ峰・横岳
区 分:グループ(JFIK山こい倶楽部)
形 態:ピークハント
参加者:10名(男性:1名、女性:1名、会員外:8名)
コースタイム
天気:6/16、6/17とも晴れ
6/16 6:30出発地=9:30美濃戸赤山荘駐車場9:40-(南沢)⑩⑩-12:40行者小屋(昼食)13:10-13:40赤岳鉱泉(泊)
6/17 赤岳鉱泉6:25-7:00行者小屋⑩-⑩―(地蔵尾根)-8:20地蔵尾根分岐⑩-9:10石尊峰⑩-9:40三叉峰⑩-10:05横岳奥の院⑩-10:30三叉峰⑩-石尊峰-11:45地蔵尾根分岐⑩-⑤-(地蔵尾根)-12:40行者小屋-13:10赤岳鉱泉(昼食)13:50-(北沢)⑩-15:30赤岳山荘駐車場=18:55頃出発駅
6/16 行動4時間、歩行3時間20分、6/17 行動9時間5分、歩行7時間50分、累積標高差:1531m、 歩行距離:16.2km
GPSfile
山行の過程
6/16 ホテイランを探しながら南沢をゆっくりと進む。本来は5月下旬が花期なので、花はほぼ終わっていたが、最後の1輪を見ることが出来た。途中の高巻きはそこそこきつかったが、ほぼ予定時間に赤岳鉱泉に到着。
6/17 地蔵尾根は急登でハシゴ・鎖場が多く落石の危険も大きいので、ヘルメットを着用して慎重に登った。予定よりやや早く稜線に出たが、その後横岳奥の院までは花を探しながら歩いたので4回の休憩を入れて往復3時間15分を費やした(地図では往復歩行2時間)。おかげで目的のツクモグサやウルップソウを見ることができた。ツクモグサは既に花期の終盤であったがウルップソウは盛期であった。地蔵尾根の下りも落石や転落に注意が必要であるが、急傾斜だけに下降所要時間は短く、1時間15分で赤岳鉱泉に到着した。昼食後、北沢を美濃戸へと下った。
リーダーの感想
天気に恵まれた。特に稜線歩きの6/17は晴れだが強風が予想されていたが、強風は朝方のみで、9時以降はほぼ無風であった。南沢のホテイランと稜線のツクモグサは5月下旬が花期なので時期としては遅かったが、なんとか満足のいく個体を観察できた。ウルップソウはちょうど盛期で見頃。その他チョウノスケソウやハクサンイチゲ、オヤマノエンドウ、ミヤマシオガマ、キバナシャクナゲなどが見頃で、八ヶ岳固有種のヤツガタケキスミレも見れた。また、ミソサザイやオオルリ、ルリビタキ、高山帯ではイワヒバリなどの野鳥たちが可愛い姿と美しい鳴き声を楽しませてくれた。