杓子山
2019年11月7日(木)
参加者:男3名、女6名:計9名
不動の湯8:45~大明見林道ゲート9:30~10:20大権首峠10:30~11:10杓子山12:40~13:05パノラマ台13:10~13:45 1265m付近13:50~14:15 1180m付近14:20~不動の湯分岐14:25~不動霊水分岐14:45~不動の湯15:10
行動時間 6:25、歩行時間 4:35、歩行距離:7.0km、累積標高差:+800m、-800m
富士山の展望で知られる杓子山のハイキングです。山梨百名山にも選ばれる頂で、国交省が選んだ関東富士見百景のひとつにも選ばれているところです。不動の湯の駐車場に車を停め大明見林道を歩き始めます。ゲートまで車で行けるようでしたが道は荒れていました。大権首峠からはカラマツ林の中の急坂が始まります。やがて木の階段や固定ロープが現れると山頂直下の登りになりました。
天空の鐘が置かれた山頂は遮るもののない明るく開けたところです。目の前には忍野の集落を挟んで大きな富士山、その右手には雪を被った南アルプスの稜線、振り返ると金峰山から北奥千丈岳、大菩薩峠などまさに360度の展望が開けるところでした。山頂では担いできた芋煮です。寒くなり始めた時期には山鍋は温まるものです。
帰路は尾根コースを下ることにします。サブコースと思っていましたが11月に富士吉田杓子山パノラマトレイルランが開かれたようで登山道には道標、急坂には固定ロープが張られていました。途中、左手が開けた広場はパノラマ台とか。午前中は快晴であった空には薄い雲が広がり富士山の山頂には長く尾を引いた笠雲がたなびいていました。
不動の湯分岐からは樹林帯の中をジグザグに下って行くようになります。しばらく下ると大明見林道、さらに下って行くと車を停めた不動の湯にたどり着きました。
山頂のベンチで担いできた芋煮です。今回は9人分、サトイモや牛肉など9人分の食材は3kgほどになりました。〆はカレーうどんがお勧めのようです。芋煮の途中から時々強い風が山頂を吹き抜けるようになりました。薄い雲がかかり始めた空を見上げると彩雲が、古くから吉兆の印と言われています。飛鳥時代の慶雲や奈良時代の神護景雲は彩雲が年号の由来と言います。実際に見るのは初めてでしたが何か良いことがあるのでしょうか。杓子山も色々なコースが開かれているようです。以前歩いたときは杓子山から高座山に下り夕映えに輝くカヤとの原に感動を覚えた記憶が残っています。今回のパノラマコースはトレランコース、杓子山山頂からは倉見山へと下るコースもあるようです。
写真をクリックすると大きな写真を表示します。