観音沢~八島湿原
山行日:23年09月03日
山 名:八ヶ岳・霧ヶ峰・観音沢~八島湿原
区 分:会山行
形 態:ハイキング
参加者:12名(男性:4名、女性:8名)
※※※ コースタイム ※※※
9月3日天気晴:観音沢~八島湿原
大平9:20-⑤-10:50屏風岩・千手観音11:00-12:00旧御射山(昼食)12:30-八島湿原-13:30八島ビジターセンター13:50-八島湿原(鎌が池方向)-14:20ヒュッテみさやま(旧御射山下)14:30-15:20屏風岩15:30-16:45大平
歩行距離:13.2Km 665m/673m 歩行時間:6時間 行動時間:7時間30分
※※※ 山行の過程 ※※※
岡谷ICを降りて木落とし坂トンネルを抜け、東俣から旧集落跡地の大平(標高1080m)に駐車。緩やかな樹林の道を少しずつ高度を上げて進む。途中、ルートが不明瞭な場所もあるが、沢から遠く離れなければ道迷いはない。やがて林道との合流地点に出て、左折し少し林道を歩くと、目印の『山火事用心』の赤い横幕が見える。八島湿原への道標もあり、右折して尾根に登る。
ここからが今回のハイライト、観音沢渓谷の清流、苔むした巨岩、大きなシダの群生、山から湧きだした水が滴り落ちて、手つかずの自然が残されている。たっぷりの冷気を浴び、暑さを忘れる。右岸に大きな屏風岩が見えてくる。
岩の中腹には屏風岩千手観音(鎌倉時代)が奉られている。ここでゆっくり休憩後、巨岩を乗り越えて渡渉、木橋を渡る。狭く崩れやすいへつりを笹などを掴んで注意深く通過、やがて笹原になると踏み跡が見えずらく、あちこちにルートを取るようだが直ぐに合流出来る。ビーナスラインの下を潜ると霧ヶ峰の草原に出た。
正面の旧御射山遺跡の木陰で昼食。八島湿原を反時計回りに進み、まだ見ぬ花はないかと目を凝らしながら花探索、中間地点のビジターセンターでは、すでに待ちくたびれている人も。ソフトクリームで英気を養い、後半の湿原を巡り、ヒュツテみさやまから観音沢沿いを大平まで下り無事終了した。
※※※ 八島湿原の花 ※※※
※※※ リーダーの感想 ※※※
スタート地点からほぼ樹林帯で渓谷沿いは冷気が漂い涼しく快適、この時期お薦めのコース。誰一人出会う人はおらず、我々だけの世界を心置きなく楽しんだ。心配していた渡渉も水量が少なく、難なく通過出来て良かった。楓の木の種類が多く、紅葉時期やクリンソウの咲く6月頃にはまた違った景色が楽しめそうです。
八島湿原は一周約2時間の花探索、花好きメンバーはたっぷり時間を過ごしたが、男性陣は待ちくたびれていたかも知れません。明るい新人のお二人を交えて、和気あいあいと会話が弾み、親睦を深めることが出来ました。