畦が丸 (ビバークと避難小屋泊体験)
山行日:23年10月14日~15日
山 名:丹沢・畦が丸 (ビバークと避難小屋泊体験)
区 分:会山行
形 態:ビバーク体験
参加者:7名(男性:3名、女性:4名)
コースタイム
10月14日天気:曇り時々晴れ、15日:雨 畦が丸
10/14(土)・・・ビバーク体験
8:10新松田駅8:25=9:30大滝橋-9:45ゲート-11:30一軒家避難小屋11:50-12:30大滝峠上分岐-13:50畦が丸避難小屋14:30~訓練についての説明・ツェルト設営15:30~17:30ツェルト体験
10/15(日)
畦が丸避難小屋6:40-7:25善六ノタワー9:10西丹沢ビジターセンター
10/14 歩行3時間 10/15歩行2時間15分
山行の過程
金曜夜の時点で、日曜日は雨、午後にはやむとの予報だったが、土曜日の体験が主眼であり、キャンセル者も出なかったため実施した。
畦が丸避難小屋に到着、休憩後、講師のレクチャーと ①木を使った設営 ②ストックを使った設営 の2通りをデモで行った後、やりたい方で参加者にそれぞれ設営してもらった。全員初めての設営で手こずっている人もいたが、自分で張ったツェルトの中で2時間を過ごしていただいた。
避難小屋泊体験も初めての方が多く、訓練の位置付けだったため寝袋は必携としなかったが、この日は気温が低く非常に寒かった。夜半からは雨が降りだした。
翌日は西丹沢ハイキングを予定していたが変更、雨がやむのを待たず早い下山・早い帰宅ができるよう、雨の中を出発した。渡渉や木橋が多いコース、前夜からの雨で沢の水量が増えていたが、全員慎重に通過。西丹沢VCに到着した時はずぶ濡れで、はからずも2日めも訓練のようになった。バス待ちの間、濡れた雨具を脱ぎ、簡単に反省会をして解散とした。
リーダーの感想
昨年参加した県連のビバーク訓練を基に計画した。
反省点として、
①この時期の気温は訓練に適していると想定していたが、この日の寒さ、また翌日午前の雨量への見通しが甘かった
②夜間の山の気温が更に下がることを考慮して、直前でも寝袋持参と連絡すべきだった
③ツェルトでは『寒い、暗い』を体験することも目的としていたが、訓練終了時に暗くなりきらなかった
いろいろ挙げることはあるが、参加者は誰も文句も言わず弱音も吐かず、一緒に頑張って下さったことに感謝しかない。
ビバーク訓練は教育遭対部としてもずっと実施していなかったが、これを機に、広く会の中で関心を持っていただければ嬉しく思う。