icon 小楢山~乙女高原 icon


icon 山行日:25年05月24日

icon 山 名:奥秩父・小楢山~乙女高原

icon 区 分:会山行

icon 形 態:ハイキング

icon 参加者:9名(男性:2名、女性:7名)

 

icon コースタイム


5月24日天気:曇り

焼山峠(1520m)8:45―的石1653m(新道)10:30―10:50錫杖ヶ原(1661m)―11:05小楢山(1712m)昼食11:35―小楢峠11:45―錫杖ヶ原―旧道12:05ー13:15焼山峠13:20=(車で移動)=13:25乙女高原グリーンロッジ(1670m)13:30―ヨモギ頭13:55(1725m)ーブナ爺さん14:10―15:15乙女高原グリーンロッジ15:30

行動時間 小楢山:4時間30分 乙女高原1時間45分 7.8km +484m -484m

サクラスミレ 

サクラスミレ

 

icon 山行の過程


カーブの多い山道を抜けて焼山峠に到着。大木の周辺に祀られた子授け地蔵の脇から登山道に入る。防火帯を兼ねて切り開かれた尾根道を進み、早速お目当てのサクラスミレに出会う。緩やかなアップダウンが3回位繰り返されるが、カエデやミズナラ、カラマツなどの新緑が美しい気持ちの良い森である。草地には一際大きいサクラスミレが点々と咲き、なかなか前に進まない。

 
子授け地蔵 

子授け地蔵

早速サクラスミレの登場 

早速サクラスミレの登場

これは? なかなか前に進めません 

これは? なかなか前に進めません

葉に注目! アカフタチツボスミレ 

葉に注目! アカフタチツボスミレ

新緑の林に癒されます 

新緑の林に癒されます

ズミの花が満開 

ズミの花が満開

 

分岐を新道方向に進み、1653m地点の的石を過ぎ旧道と合流。ズミ、ウワミズザクラやミヤマザクラが咲き、レンゲツツジは蕾を膨らませている。一杯水の分岐から、わずかに登りつめると平地が広がり小楢山山頂に到着。広々とした山頂からは眼下に甲府盆地、真正面には富士山、南アルプスまでも望める。

 
ウワミズザクラはコップを洗うブラシのよう 

ウワミズザクラはコップを洗うブラシのよう

エゾノコリンゴでしょうか? 

エゾノコリンゴでしょうか?

トウゴクミツバツツジも満開 

トウゴクミツバツツジも満開

日本武尊が矢を射ったと伝わる的石 

日本武尊が矢を射ったと伝わる的石

ミヤマザクラは雄しべが長い 

ミヤマザクラは雄しべが長い

小楢山はレンゲツツジの群生地 

小楢山はレンゲツツジの群生地

山頂に立つと真正面に富士山

山頂に立つと真正面に富士山

1713mの山頂

1713mの山頂

富士山をバックに勢ぞろい

富士山をバックに勢ぞろい

カメラマン交代

カメラマン交代

 

昼食後は小楢峠を周回して旧道を経由し焼山峠に下山。車で乙女高原グリーンロッジまで移動。

 
小楢峠の分岐 

小楢峠の分岐

焼山峠に向けて下山 

焼山峠に向けて下山

乙女高原に場所を移動 

乙女高原に場所を移動

 

高原内は獣を避けるフェンスが張り巡らされて扉を開けて入る。ヨモギ平からブナ爺さんに会って引き返す。メインのサクラスミレを始めとして、アケボノスミレ、エゾノタチツボスミレ、沢沿いを進むとタニガワスゲが成長して出来た谷地坊主(市の天然記念物)やサンリンソウ、クリンソウも観られた。ロッジに戻り観察会を終了した。

 
シロバナエンレイソウ 

シロバナエンレイソウ

ここもサクラスミレが多い 

ここもサクラスミレが多い

ブナ林を下ってブナ爺さんに会いに行く 

ブナ林を下ってブナ爺さんに会いに行く

やっとアケボノスミレを見つけました! 

やっとアケボノスミレを見つけました!

沢沿いにはサンリンソウが群生 

沢沿いにはサンリンソウが群生

谷地坊主とクリンソウ 

谷地坊主とクリンソウ

エゾノタチツボスミレも咲いていて目的達成! 

エゾノタチツボスミレも咲いていて目的達成!

アップで 

アップで

小さなニョイスミレが可愛い 

小さなニョイスミレが可愛い

乙女高原の主はブナ爺さん 

乙女高原の主はブナ爺さん

枝先まで樹皮がボロボロのヤエガワカンバ 

枝先まで樹皮がボロボロのヤエガワカンバ

クリスタルラインの途中のトチノキ巨木 

クリスタルラインの途中のトチノキ巨木

 

icon リーダーの感想


焼山峠までのバス便も廃止となり、終日曇り予報だった所為か小楢山はひっそり、乙女高原は貸し切り状態だったので、美しい自然に浸りながら、ゆっくりと観察会を楽しむことが出来ました。スミレの女王と言われるサクラスミレは十二分に愛でることが出来、初見のエゾノタチツボスミレも含めて7種類のスミレを確認出来たので満足。スミレのこと、樹木のことなど、知識の豊富なお仲間のお陰で学びながら山路を歩く、この上なく有意義な一日でした。

 

icon GPSfile


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