瑞牆山・金峰山
2017年11月4日(土)-11月5日(日)(テント泊)
参加者数:男性4名 女性4名 合計8名
コースタイム
11月4日(土) 晴れのち曇り
湘南台駅/藤沢駅=圏央道・中央道(初狩PA)=9:55みずがき湖ビジターセンター10:10=10:25瑞牆山荘11:00-(5)-(5)-11:50富士見平小屋13:15-(10)-(5)-14:55瑞牆山15:05-(10)-16:30富士見平小屋(泊)
(歩行時間:3時間 行動時間:5時間30分)
11月5日(日) 快晴
富士見平小屋6:25-(5)-大日小屋7:25-7:50大日岩8:00-(5)-9:15砂払ノ頭9:25-(5)-10:45五丈岩-10:55金峰山頂上・五丈岩(昼食)11:30-(5)-12:40砂払ノ頭-(5)-13:25大日岩13:30-14:00大日小屋-14:35富士見平小屋15:25-16:00瑞牆山荘=ゆーぷるにらさき(温泉)=中央道・圏央道=藤沢駅/湘南台駅
(歩行時間:7時間20分 行動時間:9時間35分)
山行経過
11月4日(土) 瑞牆山荘の駐車場に車を停め、山荘前のポストに登山届を入れて出発。森の中の山道に入り、林道と交叉して再び里宮坂の山道を登る。尾根に出ると、正面に瑞牆山が見えた。カラマツの黄葉との対比が美しい。50分程で富士見平小屋に到着し、担いできたテントを降ろして設営する。小屋の下の水場から水を汲み、昼食をとって瑞牆山へ出発。
小屋の横から樹林帯に入り、緩やかな登山道を辿る。小川山分岐を過ぎると天鳥川に向かって一旦高度を下げる。天鳥川を渡渉するとベンチの置かれた広場があり、前方に巨大な桃太郎岩が現れる。
横の木階段を上り、鎖の取り付けられた一枚岩を登る。2つ目の木階段を過ぎると、巨石がゴロゴロした急登になる。
頂上直下の大ヤスリ岩の横を通過し、一気に高度を上げ登りきるとコルに出る。山頂を巻くように裏側に回り、鎖とロープで岩を這い上がり、鉄製の梯子を上ると山頂に出た。
頂上は大きな岩の塊であり、断崖絶壁の眼下には大ヤスリ岩が見える。計画通り16時30分に富士見平小屋へ下山した。
11月5日(日) 朝4時30分に起床、気温はかなり低い。テントの外に置いてあったコッヘルの水が凍っている。テント毎に朝食をとり、計画より25分遅れで金峰山へ出発。トイレの横から樹林帯に入り、なだらかな登山道を登る。右手の木立の隙間から形の良い富士山が覗き見える。原生林のなかの静かな登山道歩きが続き、鷹見岩分岐を過ぎて一旦高度を下げると、崖下のダケカンバの林の中に青い屋根の大日小屋が見える。
大日小屋を通過し、しばらく登ると大日岩の基部に飛出し眺望が開ける。南アルプス、中央アルプス、八ヶ岳の山並が見える。大日岩を過ぎ傾斜がきつくなった登山道を登りきると八丁平との分岐に出る。左に行くと大日岩の頭部に出るが、寄らずに金峰山の山頂を目指す。
シャクナゲの多い樹林帯を登り、森林限界を超えて稜線に出ると一気に展望が開けた。砂払ノ頭に着いた。富士山、白峰三山、御嶽山、八ヶ岳の大パノラマが広がる。右手には、昨日登った瑞牆山が見える。
ここから山頂までは岩稜が続く。昨日の雪が岩の上に薄っすらと残り、滑りやすい。馬の背の岩尾根を吹き抜ける冷たい風にも苦しめられ、思うように前に進めない。計画に40分遅れて頂上に辿り着く。
頂上では360度の絶景を愉しみ、昼食をとりながら長めの休憩を取って下山する。雪が積もって滑りやすい大岩を慎重に通過しながら、予定より1時間遅れで富士見平小屋に到着した。テントを撤収し、瑞牆山荘の駐車場に下る。
下山。
リーダーの感想
瑞牆山では、途中で何人かの登山者に「これから登るのですか?」と尋ねられたが、このルートは過去にほぼ同じ時間に登った経験があり予定通りに戻る自信があった。富士見平小屋のテン場には、計画通りの16時30分の到着できた。翌日の金峰山は、大岩の上に前日の雪が残り滑りやすく、苦しめられた。なかなか思うように進めず、「全員山頂まで辿り着けるだろうか?」と不安がよぎった。山頂で全員揃って記念撮影をしたときはジンときた。統率力に欠ける新前CLということもあり、各メンバが思うがままに行動しているように見えたが、全体としては不思議とまとまっていたように思う。良い仲間と楽しい山行ができた。体調不良などで、瑞牆山と金峰山に登頂出来ないメンバが各1名居たことが残念だった。
費用
- 交通費
- 高速道通行料 13,320円(2台)
- ガソリン代 8,502円(2台)
- パンク修理代 3,800円
- 車代 2,000円/一人
- 宿泊費
- テント泊代 1,000円/一人
- その他
- 温泉代(ゆーぷるにらさき) 850円/一人
- 合計
- 7,050円/一人