大菩薩・米沢山北尾根~笹子雁ヶ腹摺山
2018年10月23日(火) 曇り
参加者数:3名(男性1名、女性2名)
甲斐大和駅8:35―8:55道の駅9:10―9:20尾根取り付き点―⑤―10:15送電鉄塔(207号)10:25―1211点―11:25米沢山11:55─⑩―13:15笹子雁が腹摺り山13:25─13:45 1188点―14:40新中橋BS 14:55―15:30笹子駅
行動時間 6:55、歩行時間 5:20
甲斐大和駅から国道20号線を20分程歩き道の駅甲斐大和に着く。ここで準備運動行い、道の駅裏手の林道を進む。10分程歩いた左カーブミラーの先にある207号鉄塔巡視路を示す白い標識の横から、米沢山北尾根に入る。巡視路の踏み跡は明瞭で、ジグザグの道が付いており歩きやすい。250mほど登った1020m付近で西からの尾根と合流し、ここから南東に進むと207号鉄塔に着く。207号鉄塔は高さ100mはありそうな迫力ある紅白鉄塔で、眺望も開けており南アルプスや送電線の垂れ下がったカーブを眺めながら休憩する。回りの山々もわずかに紅葉が始まっていた。
鉄塔を過ぎると、踏み跡はほとんどなくなる。この辺りから次第に色付きを増した広葉樹の尾根を進む。1211P手前は急登で、立木と木の根を掴みながら這い登る。1230m付近で岩稜が現れ、Vルートならではのよじ登りを楽しんでいるうちに、勾配も緩み小さなコブを超えると米沢山に着く。
米沢山で紅葉を楽しみながら昼食を摂り、一般登山道を笹子雁ヶ腹摺山へ向かう。
すぐに急な下りが始り、2・3か所ある長い鎖場を慎重に下る。100m以上下った鞍部から登り返した1240mのピークには展望場所があり、眼下に笹子川が見え、右手に笹子雁ヶ腹摺山、左手に米沢山が良く見える。また正面南方の山並みは本社ヶ丸か、ボッコノ頭かと地図を出して山座同定を楽しむ。
その後2つの大きなピークを越えて、山頂手前の急登を登り切ってから左方向になだらかな道を進むと笹子雁ヶ腹摺山頂上に着く。頂上を示す標識が3本も立っており、その間に立って自動シャッターで集合写真を撮る。
頂上からは一般道を下る。20分程下ると、立木に1188と書いた赤いテープが巻かれており、1188Pと認識する。台風で倒れたと思われる赤松の倒木が沢山ある場所を過ぎると850m地点で鉄塔が現れる。鉄塔を少し過ぎた所に、沢筋に下る分岐があるがそのまま尾根上を進み10分程で新中橋BSに降り立った。バスが来るまでには時間があるので、国道20号を30分程歩いて笹子駅に到着した。
昨年のVハイクで登ったお坊山周辺の紅葉が素晴らしかったので、近くの米沢山と笹子雁ヶ腹摺山の紅葉を見に行った。少し早いとは思ったが1300m付近からは紅葉も随分進んでいて、楽しむことが出来た。米沢山北尾根の登りはルートミスの心配は無いが、下る場合は急傾斜と尾根筋を読み間違う恐れがあり注意が求められる。米沢山から雁ヶ腹摺山間もアップダウンの変化があり、楽しく歩くことが出来た。
このコースは、登り口まで20分、下山口からは30分の国道歩きはあるが、JRの駅から直接行けるコースなので、バスの時刻を心配しないで歩けるコースでもある。
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