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屏風岩山より富士山 

屏風岩山より富士山

2018年12月14日(金) 曇り

参加者数:4名(男性1名、女性3名)

コースタイム

初狩駅9:10―9:20登山口―10:05三角点―10:10屏風岩10:20―10:40大岩10:45―11:00向峠―⑤―11:45神馬沢の頭―11:55羽根子山12:30―12:55高川山13:30―14:30 古宿─14:55禾生駅

行動時間 5:45、歩行時間 4:15

*** 山行経過 ***

快晴の初狩駅に降り立つと、地面には白く霜が降りていた。駅から中央線を潜る通路を出て右折し、案内板に沿って車道を進むと10分程で登山口に着く。露で濡れた藪笹の中を進み針葉樹の中を10分程上ると尾根筋に出る。ここからは適度な傾斜の明るい尾根を南へ進む。高度650mで西に進路を取り、736pの三角点を通過して、少し下って登り返したところが屏風岩である。屏風岩に立つと、快晴の中に富士山がド~ンと現れ、傍らに三ッ峠山、手前に鶴ヶ鳥屋山が堂々と控えている。眼下には真新しいごみ焼却プラントが少し場違いな感で建っていた。

鶴ケ鳥屋山、奥に三ツ峠山を望む

鶴ケ鳥屋山、奥に三ツ峠山を望む

屏風岩にて展望を楽しむ

屏風岩にて展望を楽しむ


屏風岩から数分引き返した地点に大岩山への案内板があり、ここから南に降りて行く。登り返して大岩へは10分程で着くが、道なりに進むと西の尾根に入ってしまいそうになる。大岩からは南の尾根に入り、20m程下った赤テープが現れる730mあたりから進路を東に取り、10分程で薄暗い向峠に着く。ここから100m程登って高川山西尾根に乗る。陽光の尾根を左右に道志や大菩薩の山並みを見ながら進むと40分程で羽根子山に着く。

大岩から南尾根へ 

大岩から南尾根へ

向峠にて 

向峠にて

羽根子山山頂 

羽根子山山頂


羽根子山の陽だまりの中で昼食を摂り、直下の急な下りのロープ場を通過するが落ち葉で滑りやすい。100m程下り徐々に登り返し、頂上手前で大きく左に巻き一般登山道に合流。ここからは笹の中の登山道を進んで高川山に着く。人気の山だけに頂上には登山客を予想したが、幸運にも誰もいない。山頂からは、富士周辺の山はもちろん、道志、大菩薩、高尾、奥多摩、丹沢、南アルプス、果ては東京のビル群まで眺望でき大パノラマを堪能した。

下山はシラノ沢コースを採るが、直下に10mほどの岩場があり固定ロープを使って慎重に降りる。後は明瞭な登山道を1時間程下って古宿集落に着く。ここでT字路を左に田野倉駅方面に行ってしまい、5分程で誤りに気が付き、引き返して20分程で予定の時刻に禾生駅に到着した。

羽根子山からの急な下り 

羽根子山からの急な下り

高川山山頂 

高川山山頂

頂上にて山座同定を楽しむ 

頂上にて山座同定を楽しむ

大菩薩方面 

大菩薩方面

前道志の山々 

前道志の山々

高川山直下の岩場 

高川山直下の岩場

 

 

*** リーダーの感想 ***

屏風岩経由で羽根子から高川山ルート、下山のシラノ沢コースは全て破線ルートであり準バリエーションコースである。踏み跡は明瞭で歩きやすいが、大岩から向峠へ向かう際、730m付近で東への進路を見つけるのが注意点である。コースはアップダウンに富み、岩峰ゆえの岩場もあり楽しいコースであった。日の短い冬場には駅から直ぐに登れる山としての魅力もある。

高川山から楢ノ木尾根の稜線も明瞭に見えて、故Nさんの眠る大鉄塔も確認でき、その大鉄塔に向かって大声で名前を呼びかけた。

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Tag:富士山,ハイキング,
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