北陸の名山 白山と荒島岳に登る
2018年8月2日(木)~5日(日)
参加者:女性5名 計5名
白山
2日(木)
八王子21:40~(夜行バス)
3日(金)晴れ
金沢6:00=バス=8:15別当出合8:40――9:20中飯場9:30――10:15別当覗10:25――10:55(5)――11:15甚之介避難小屋11:45――12:15南竜分岐――12:40(5)――13:10延命水――13:20黒ボコ岩13:35――14:05室堂センター(泊)
(歩行時間:4時間30分 行動時間:5時間45分)
4日(土)晴れ
室堂センター4:05――4:40御前峰5:10――5:45室堂センター7:10――7:25エコーライン分岐――8:10南竜道分岐8:25――9:05甚之介避難小屋9:25――10:05(5)――10:50中飯場11:00――11:35別当出合12:00=バス=14:2012:00=バス=14:30金沢16:00=(JRサンダーバード34)=16:42福井16:50 =(JR越美北線)=17:51越前大野(こし路荘泊)
(歩行時間:4時間45分 行動時間:7時間30分)
荒島岳
5日(日)快晴
越前大野5:18=5:37勝原5:45―6:05駐車場6:30―(5)―7:20登山口――7:55トトロの木(5)―8:15白山ベンチ(5)――9:20シャクナゲ平(10)――10:30荒島岳山頂(昼食)10:55――11:20分岐(5)――12:20(5)――13:20駐車場13:40――14:00勝原駅14:46=16:03福井16:37=(しらさぎ62)=17:44米原17:57(ひかり530)=19:51新横浜
(歩行時間6時間55分 行動時間8時間15分)
白山
3日
夜行バスで金沢駅に到着、白山登山バスに乗りつぎ別当出合に到着する。吊り橋を渡り砂防新道より登り始める。樹林帯の登りだが暑くて汗が噴き出る。
日差しも強くなり甚之助避難小屋では中に入り小休止を取る。ニッコウキスゲやシモツケソウなどのお花畑となり歓声が上がる道となる。登りが急になると暑さで足は進まず、黒ボコ岩までが長く感じられた。
目の前に雪渓を抱いた白根山が見えてくる。まだどれだけ登るのかと思った所、室堂ビジターセンターに到着した。
当初はその日のうちに山頂へ行く予定だったが、暑さで疲労も激しかったため、明日山頂を目指す事にした。15時からの花の観察会に参加して自然観察員から高山植物の説明を受けた。
4日
早朝4時に太鼓が鳴り起床時間となる。ご来光を見るために身支度をして小屋を出発。ヘッドランプの列が続き「まるで富士山みたい…」と言いながら山頂を目指す。神社の方と大勢の登山者で日の出を待ち、ご来光を拝み万歳三唱をして下山する。
センターで朝食を取ったあと、ルートを変えエコーラインより下山する。広々とした気持ちの良い道を下っていくと、クルマユリ・ハクサンフウロ・ニッコウキスゲ等、様々な花が咲いている。目の前の別山も立派だ。
南竜山荘との分岐でひと休みして、砂防新道を下って行くと登山者が猛暑の中続々と登ってくる。待ち時間が多くて思いの他下りに時間がかかったが12時のバスに間に合った。下山後は電車を乗り継ぎ次の目的地、福井の越前大野へと向かった。
白山で出合った花
荒島岳
5日
早朝に越前大野駅から九頭竜線に乗る。勝原駅で降りて車道を歩きカドハラスキー場跡の駐車場へ、ここから3人で荒島岳へと向かう事になった。
日差しの強いスキー場跡を登って行くと荒島岳登山口の標識がある。ここからは樹林帯の道となり木陰のため少しは涼しい。
立派なブナ林の中の荒れた階段状の急な登りが続く。シャクナゲ平の先はさらに急登となり鎖やロープのもちがかべを越えると展望が開けて荒島岳の山頂が見えてきた。
山頂に着くと白山を始め展望が素晴らしい。早々に軽い昼食を済ませて下山する。猛暑の中どんどん気温が高くなっているようで下りでも汗が流れる。最後のスキー場跡地はカンカン照りの日差しの中、やっと駐車場に着いた。駅まで戻りたった一両の九頭竜線に乗り帰途に着いた。
日本列島中で続々と最高気温を記録する猛暑の中での山行となり熱中症が心配でしたが、北陸の名山白山と荒島岳に予定通り登ることが出来ました。
白山はお花畑で有名なメジャーな山で、家族連れも多く登山者で大変な賑わいでした。今年は暑さと水不足でお花の最盛期は過ぎていましたが、それでもさすがは花の山、種類の多さ、いろどりの華やかさを楽しむことができました。
一方の荒島岳は、福井県九頭竜渓谷の奥地にある地味な山でした。ブナ林、ロープの急登、広々した山頂と変化のある山道で、登山者も数名に会う程度の静かな山でした。猛暑の中、旅館の奥さんの用意してくれた、凍ったスポーツドリンクと冷えたキュウリがありがたかったです。