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山行記録

~会山行や個人山行の記録~

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藤沢山の会

山行記録

icon 会津日光:平ヶ岳、越後駒ヶ岳 icon


枝折峠の滝雲 

枝折峠の滝雲

2020年9月27日(日)~9月30日(水)

参加者数:5名(男性3名、女性2名)

コースタイム

icon 9/27 雨

8:00藤沢駅前=15:00魚沼市鷹巣清四郎小屋

icon 9/28 午前小雨、午後曇りのち晴

清四郎小屋04:10=04:15鷹巣登山口04:20―前坂―06:58下台倉07:11―08:00台倉山08:19―09:12白沢清水―10:39池ノ岳―11:11平ヶ岳11:40―12:03池ノ岳12:12―13:56台倉清水―14:07台倉山14:22―15:05下台倉山15:22―前坂―17:15鷹巣登山口=銀山平湖山荘

累積標高:1,784m 歩行距離:21.1km 行動時間:13:00 歩行時間:11:05

icon 9/29 晴れ

銀山平=05:37枝折峠―(雲滝・ご来光鑑賞)―6:11明神峠06:21―07:13道行山分岐07:19―08:07小倉山08:14―08:54百草ノ池―09:31前駒09:40―10:14駒ノ小屋10:32―10:48越後駒ケ岳11:03―11:20駒ノ小屋11:51―前駒―12:34百草ノ池―13:06小倉山13:26―13:52道行山分岐13:57―14:49明神峠14:52―15:12枝折峠=17:00五十沢温泉(いかさわ)

累積標高:1,268m 歩行距離:15.2km 行動時間:09:35 歩行時間:07:31

icon 9/30 晴れ

09:30五十沢温泉=塩沢=16:00藤沢駅前

山行経過

icon 平ヶ岳

前夜の星空は幻だったのか霧雨の登山道は滑りやすい。登山口から下台倉山まではやせ尾根の急登である。下台倉山辺りから生まれたての紅葉の緩やかな道である。池ノ岳を越すと姫ノ池等の池塘と草むらの広がりが迎えてくれる。

平ヶ岳の特徴である平らな山頂風景である。なるほど広い!と感嘆しながら先の山頂へ向かうとほどなく玉子石の中ノ岐ルートの分岐がある。玉子石まで挨拶に行ったという豪傑の話も伺ったことがあるが‥…

このあたりから薄い青空と日差しが度々うかがえ、風景が望めたのが嬉しい。山頂で昼食を済ませて、広々とした山頂を横断するように下山する。縦走には縦走の、往復には往復の面白さがある。登ってきた稜線の風景を楽しみながら歩くのは実に心地よい。

それでも濡れた登山道、木道は滑りやすいので緩い歩きである。明るいうちに下台倉山を下りたいとの思いが通じたのか無事な下山であった。長い行程であることは当初から分かってはいたが、濡れた登山道は長い行程であった。

まだ真っ暗な鷹巣登山口 

まだ真っ暗な鷹巣登山口

林道を過ぎ岩稜に出る 

林道を過ぎ岩稜に出る

前坂付近で霧の夜明け 

前坂付近で霧の夜明け

 
下台倉山への急登 

下台倉山への急登

姫ノ池を経て 

姫ノ池を経て

平ヶ岳山頂へ 

平ヶ岳山頂へ

 
ようやく雨も上がり下山開始 

ようやく雨も上がり下山開始

台倉山近辺も秋の気配 

台倉山近辺も秋の気配

下台倉山からヤセ尾根を下る 

下台倉山からヤセ尾根を下る

 

icon 越後駒ヶ岳

枝折峠からの滝雲を観るだけでも良い!と宿舎の従業員の朗らかな声に励まされるように宿舎を出る。なるほど滝雲がお目見えする方角にはカメラが並んでいる。この日は、滝雲が生じる絶好の気象条件の様だ。

越後駒ケ岳のコースタイムは、昭文社版では11:10としており、余裕のみすぎだ等々賑わっているので、コースタイムをしっかり記録しようと決意していたが、さっそく滝雲の道草だ。いくつかの山行事例を参考にすると、昭文社の7~8割のコ-スタイムが妥当と見込んでいたが、安全策を採っており、かなりの余裕を持った計画と考えていた。

急登などは意外なほど少ない。小倉山に来るとどっしりとした山容の駒ヶ岳が姿を現す。前駒を過ぎると直ぐに駒の小屋である。ここからの風景こそ越後駒ケ岳だと叫びたくなる。小屋からの坂を登りきったところから10分程で山頂だ。中ノ岳、八海山の越後三山の二つが直ぐそこに坐する。高さからすれば中ノ岳が主峰ではあるようだが‥…

早朝の賑わいも去り、静寂さが戻った枝折峠着は15:14、五十沢温泉へ向かった。

明神峠から駒ケ岳を望む

明神峠から駒ケ岳を望む

駒ノ小屋から山頂へ

駒ノ小屋から山頂へ

 
駒ヶ岳山頂から八海山を望む

駒ヶ岳山頂から八海山を望む

駒の小屋と奥只見湖を眼下に下山開始

駒の小屋と奥只見湖を眼下に下山開始

 

*** リーダーの感想 ***

平ヶ岳、越後駒ケ岳のいずれも日帰りの山である。それぞれを単独の計画で山行を計画することに特に無理はないが、両山を連続する日程で計画することは厳し過ぎると深く反省している。とりわけ台倉尾根コースの平ヶ岳は好天でさえ厳しいのに、雨天時はなお更である。それでも、本山行を無事に成就できたのは、メンバーのたぐいまれな脚力と心意気によるものと考えている。

台倉尾根を歩きたいと思ってから久しい、銀山平から鷹巣清四郎小屋の前を通って、桧枝岐、大内宿辺りを散策した時からの想いである。調べるとかなり厳しく、平ヶ岳を登るとしても中ノ岐コース(いわゆる皇太子ルート)しかないとの思いもあったが、やはり台倉尾根あっての平ヶ岳と言う想いは排除できず、実施できたことにはそれなりの感慨がある。

越後駒ケ岳は好天に恵まれ、滝雲も観れるとのことで、疲れはあっても気力が沸いたように思っている。どっしりとした山容は、さすがとの想いがする、山頂周辺の風景はやはり越後三山の主峰という気分を醸し出す。計画段階ではコースタイムに色々苦心したが、各種の報告・データからコースタイムを割り出したが、それに大きな狂いがなかった。

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Tag:会津日光,ハイキング,
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