icon 乗鞍岳 icon


icon 山行日:22年10月09日~10日

icon 山 名:北アルプス・乗鞍岳

icon 区 分:個人

icon 形 態:ピークハント

icon 参加者:6名(男性:3名、女性:3名)

 
黄葉の乗鞍岳 

黄葉の乗鞍岳

 

icon コースタイム


10月9日天気:曇時々晴れのち雨

10/8 小田原8:07=ひかり633=9:29岐阜羽島10:00=レンタカー(途中昼食)=13:30白川郷(観光)14:40=16:00高山(観光、食事、泊)

10/9 高山ホテル5:30=6:50三本滝駐車場7:10-7:30三本滝⑩-8:15鳥居尾根⑤-9:00摩利支天バス停-⑮-10:35位ヶ原山荘(昼食)11:00-12:15肩の小屋口⑮-12:55肩の小屋⑳-13:55乗鞍畳平(白雲荘泊)

10/10:畳平8:05=8:39三本滝=9:40平津大滝⑮-10:00ひらゆの森(入浴・昼食)12:00=15:20岐阜羽島17:15=ひかり658=18:38小田原

10/9 8km 行動6時間45分 歩行5時間15分

 

icon 山行の過程


乗鞍スカイラインが再開直前の陥没(9/5)により通行止めとの情報を事前に得ていたので、高山市から平湯・沢渡を経て乗鞍高原エコーライン三本滝Pより入山。乗鞍高原からバスで行く登山者は多かったが、三本滝から歩いて登る登山者は我々くらいのもので、駐車場はサイクリング客がほとんどで思いの外空いていた。標高1800mが出発点だが、まず三本滝へ100mほど下る。3つの異なる沢筋からの滝が一つに合流する場所で、滝そのものは高さ30-40mほどだが水量も豊かで中々に見応えがある。そこから鳥居尾根へ取り付く登りは結構な急斜面で足場の悪い所もありひと汗かかされる。登山道はエコーラインを何度も横切り冷泉小屋から位ヶ原山荘(2350m)へ。ここで早目の昼食とする。

三本滝の吊り橋

三本滝の吊り橋

鳥居尾根へのトラバース道

鳥居尾根へのトラバース道

鳥居尾根を行く

鳥居尾根を行く

位ヶ原山荘

位ヶ原山荘

 

ここから2700m付近までのダケカンバの黄葉が見事で、これにミネカエデの黄色、コミネカエデやナナカマドの紅葉が混じる。振り返ると黄色い絨毯の山肌の向こうに聳え立つ槍・穂高連峰が猛々しい。肩の小屋入口(2700m)からは森林限界となり、ハイマツの緑にウラジロナナカマドの真紅のパッチが映える。予定より30分程早く13:00には肩の小屋に着いたのだが、予報より2時間も早く雨が降り出し、以後は風雨ともに強くなるとのことなので、残念ながら剣ヶ峰は断念して畳平に下り、14時前に宿の白雲荘に入った。

ダケカンバの黄葉 

ダケカンバの黄葉

黄色い絨毯の彼方に槍・穂高連峰

黄色い絨毯の彼方に槍・穂高連峰

森林限界を超えて

森林限界を超えて

肩の小屋

肩の小屋

乗鞍白雲荘

乗鞍白雲荘

 

icon リーダーの感想


乗鞍岳は標高2700mの畳平まで、飛騨側からは乗鞍スカイライン、長野側からはエコーラインが通じており、バスを使えば最も登りやすい3000m峰である。今回は、中腹の紅葉三昧を狙って標高1800mの三本滝Pから登ることとした。予想より早い天候の悪化のため山頂を踏めなかった恨みは残るが、肩の小屋までの標高差1000m、紅葉(黄葉)真っ盛りの登山道を自らの足で登った充実感は大きかった。

山行前後には、世界遺産の白川郷や古い街並みが保存された高山市の日本的な風景、巨樹探訪(治郎兵衛のイチイ、荘川桜、国分寺の大イチョウ)、日本名瀑100選の平湯大滝なども楽しみ、充実した山旅となった。。

 

icon 寒さにめげず健気に生きる乗鞍岳の植物


ツルリンドウの実 

ツルリンドウの実

ベニテングタケ 

ベニテングタケ

ユキアザミ 

ユキアザミ

クロマメノキの紅葉

クロマメノキの紅葉

シラタマノキの実

シラタマノキの実

 

icon おまけ


治郎兵衛のイチイ(日本最大)

治郎兵衛のイチイ(日本最大)

飛騨国分寺の三重塔と大イチョウ

飛騨国分寺の三重塔と大イチョウ

荘川桜

荘川桜

白川郷

白川郷

 

icon お勧めの山・関連する山行記


Tag:北アルプス,ハイキング,
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