天城山(八丁池・皮子平)
山行日:23年11月12日
山 名:伊豆・箱根・天城山(八丁池・皮子平)
区 分:会山行
形 態:ハイキング
参加者:10名(男性:6名、女性:4名)
コースタイム
11月12日天気:天城山(八丁池・皮子平)曇り時々晴れ
藤沢駅5:50・平塚駅6:05=西湘バイパス・箱根新道・伊豆縦貫道・R414=8:20水生地(氷室)8:35-9:03水生地歩道入口-(水生地歩道)⑤⑩-大見分岐点-10:50八丁池(トイレ、展望台、湖畔で休憩)11:15-12:05白田峠⑤-12:40 戸塚峠(昼食・ザックデポ)13:00―13:15皮子平(大ブナ)13:30―13:40 戸塚峠⑤―15:10 八丁池⑤-(下り御幸歩道)⑩-16:45水生地歩道入り口-17:00水生地(氷室)17:15=17:45伊豆湯の国会館(入浴、食事)=21:15 平塚駅・21:40藤沢駅
行動時間:8 時間 25分、歩行 6時間45分、17.7km、累積標高差1000m
山行の過程
湘南を出発する時は小雨模様であったが、伊豆半島に入ると雨は無く薄曇り程度であった。予定の水生地下駐車場からさらに進んだ水生地に車6台ほど駐車できるスペースがありそちらに駐車。以前あった東屋が撤去されてスペースが広くなっていた。8:35に出発。30分程林道を歩くと水生地歩道入口だ。スギの植林帯を登るが、やがて明るい広葉樹林が開ける。ブナとヒメシャラの混交林の中にコミネカエデが混じる美しい森だ。コミネカエデの落葉が赤い絨毯のようだ。大見分岐点で上り御幸歩道と合流し、10:50に八丁池のトイレに到着。近くの展望台から八丁池や下田の海を眺める。八丁池湖畔では晴れ間がのぞき、陽だまりでしばし休憩。
八丁池から戸塚峠までは標高1100-1200mを行く約4kmのほぼ水平道。ふかふかのブナの落葉の道を快調に進む。12:40に戸塚峠に到着。昼食後、皮子平に下りた。下降路の途中にブナの大木とミズナラの倒木があり迂回を余儀なくされたが、新しい踏み跡を探しながら進んだ。皮子平はブナの成~老齢木とヒメシャラの若木が密生する珍しい植生の天然林で、天城山系最大のブナの巨樹が鎮座している。
13:40に戸塚峠に戻り、水平道を辿って15:10に八丁池、下り御幸歩道を下山して16:45に林道に出て17:00に水生地に到着。最後はヘッデンを使ったが、ほぼ予定通り下山することが出来た。
リーダーの感想
秋の日は短い。戸塚峠の到着が12時を過ぎていたら皮子平は諦めて戻る予定であったが、水生地まで車を乗り入れられたので下りで30分ほど余裕ができたことと、メンバーの足並みが揃っていることから、皮子平を往復しても予定通りに下山できると判断して、皮子平に下りた。久しぶりに”天城一の大ブナ”に逢いその勇壮な姿を確認出来て嬉しかった。紅葉は終盤で見頃とは言えなかったが、コミネカエデの真っ赤な落葉とブナの褐色の落葉の絨毯に深まる秋を感じる山行であった。