icon 北関東 品塩山(ハイグレハイク上級編 山深い藪岩尾根の山) icon


2020年11月29日(日)晴れ

読図力と経験が必要な上級コースに記した足跡、207号鉄塔へはド急登で僅かな踏み跡 

読図力と経験が必要な上級コースに記した足跡、207号鉄塔へはド急登で僅かな踏み跡

 

参加者数:3名( 男性3名 )

***コースタイム***

民宿7:15=7:25しおじの湯7:40-8:15品塩山登山口(中之沢渡渉)-9:30 207号鉄塔9:40-10:35 三岐分岐10:45-11:30品塩山北峰⑤-12:00南峰の先の鉄塔(昼食)12:35-13:50三岐分岐14:00-15:05トヤノツムジ15:15-16:05しおじの湯16:20=17:10荒船の湯18:40=21:00茅ヶ崎駅 ( 行動8時間25分、歩行7時間5分 )

*** 山行経過 ***

しおじの湯の駐車場に駐車、124号線を登山口に向う。対岸の登山口に2~3赤テープが見える。丸木橋は流失したとのことで適当な渡渉箇所を探す。ギリギリの飛び石で対岸に渡り207号鉄塔のある尾根へ。ド急登で踏み跡無しとのことだったが、僅かな踏み跡と赤テープを辿った。

時にドボンのある渡渉 

時にドボンのある渡渉

滑落限界のド急登斜面 

滑落限界のド急登斜面

ホッとする207号鉄塔下 

ホッとする207号鉄塔下

 

暫く明るい尾根歩きが続き、小岩峰と露岩を越えて三岐分岐に到着。小憩し下山路を確認。

明るい尾根歩き 

明るい尾根歩き

露岩の通過 

露岩の通過

三岐分岐で一息 

三岐分岐で一息

 

1204mピークを越え、いよいよ藪と泥ザレの岩場の急降下と急登の連続の核心部に入る。想像以上の難所で品塩山北峰に到着した。

先ずは 藪と泥ザレと岩

先ずは 藪と泥ザレと岩

朽ちた小枝と泥ザレ

朽ちた小枝と泥ザレ

スッキリした岩の下り

スッキリした岩の下り

カチカチの岩の登り

カチカチの岩の登り

岩と泥と小枝の登り

岩と泥と小枝の登り

木の根を越えて 品塩山北峰へ

木の根を越えて 品塩山北峰へ

 

北峰から中間ピークを経て最高峰の南峰へ、そして昼食場の見晴らしのあるという送電線鉄塔へ向かう。疲労の為か結構遠く感じ中間ピークで一息入れて、鉄塔下に到着した。

大岩を左に巻く

大岩を左に巻く

1282m最高峰の品塩山南峰

1282m最高峰の品塩山南峰

鉄塔下で店を広げる

鉄塔下で店を広げる

薄化粧の浅間山

薄化粧の浅間山

 

大展望の静寂境といわれる鉄塔下での長居の昼食を終えて下山を開始、大岩を大きく巻いて北峰を経て三岐分岐に向かう。逆経路には又異なる難しさや面白さがあった。

北峰を経由

北峰を経由

大木の根を越え

大木の根を越え

岩角を掴み

岩角を掴み

三岐分岐からしおじの湯へ

三岐分岐からしおじの湯へ

 

三岐分岐~しおじの湯まで下り2時間、トヤノツムジまでの2時間10分は下り登りの繰り返しで高度が下がらず結構きつい。

アップダウンを繰り返し

アップダウンを繰り返し

トヤノツムジで最後の一服

トヤノツムジで最後の一服

そして 最後の登り 

そして 最後の登り

落葉で埋まった急下り 

落葉で埋まった急下り

しおじの湯に無事下山 

しおじの湯に無事下山

 

お楽しみの「しおじの湯」は何んと機械故障で休業中。付近のヴィラせせらぎも、塩ノ沢温泉やまびこ荘もコロナ対応で日帰り入浴はNG。馴染みとなった荒船の湯へと向かった。

 

*** リーダーの感想 ***

紅葉の岩稜歩きと日帰り温泉シリーズもこれが最終回、子持山、鶏冠山、毛無岩、岩櫃山、山急山、黒瀧山、桧沢岳、マムシ岳、品塩山の9座を登ることが出来た。いずれも公共交通機関では不便な場所にあり車を出して頂いた方の協力があったればこその成果であった。

昭文社地図には、品塩山の南の鉄塔の所に「大展望の静寂境」とあるが、南側は品塩山南峰に遮られ正直なところ展望は今一だった。しかしながら、裾野の急登、静寂の明るい尾根、核心部の岩稜の通過、地図読み、地形読み等々通常の山登りでは満足出来なくなった篤志家諸兄姉には大いに楽しんで頂ける山ではないかと思う。

 

icon 写真をクリックすると大きな写真を表示します。

お勧めの山・関連する山行記

Tag:北関東,ハイキング,
navi back 戻る