多摩丘陵小野路 

 山行日：23年05月03日

 山　名：その他・多摩丘陵小野路

 区　分：会山行

 形　態：ハイキング

 参加者：10名（男性：2名、女性：8名）

5月3日天気：快晴　　多摩丘陵小野路

鶴川駅バス停9：32＝別所バス停9：50-関谷の切通し10：10-小野路宿里山交流館10：30（15)万松寺谷戸11：10(5)-こうせん塚11：25-白山谷戸11：40-五反田谷戸11：50(昼食25)-神明谷戸12：35-小野路城跡12:50(5)-奈良ばい谷戸13：20-炭焼き小屋（10）-見晴らし広場13：45-牛舎14：00-六地蔵14：15-小野路宿里山交流館14：30（20）-小野神社バス停15：04＝鶴川駅15：25

歩行時間4時間半　7.3㎞

全行程を通じて計画通りスムーズに進むことができた。ゴールデンウィークの最中であったが、特に混雑することなく、ゆっくり写真を撮りながら自然を観察できた。万松寺谷戸は、畦道を左側に進み、栗林に向かって歩くと丸太を10数個置いた丁度良い休憩場所があるので、そこでしばし会話を楽しむことができた。万松寺谷戸から、五反田谷戸、神明谷戸への移動は、細い山道であったが、比較的歩きやすく、距離も短いので、安全に歩くことができた。

今回の山行の目的の一つとして、キンラン、ギンランの観察があったが、今年は温かいせいか、桜を始め、春の花の開花が早く、果たして目的の花に出会えるか心配していた。結果として、昨年の同時期に比べて数は少ないものの、キンランもギンランも観察でき幸いだった。もちろん、それ以外の花々、カキツバタやヤマツツジ、フタリシズカ、ホウチャクソウ、ジュウニヒトエなど、可憐な姿を沢山観ることができた。お天気に恵まれ、初夏の陽気となったため、暑さ対策が必要だったが、花を見つけるたびに参加者が教え合い、和気藹々とした楽しい山行になった。小野路は、色々なコースがあるので、また、季節を変え、コースも変えて、再び訪れたいと思う。

小野路は昔懐かしい谷戸の風景を残した自然豊かな土地である。地域の方々の地道な努力で、美しい季節の花々の宝庫となっている。地図に載っていない道が多く、下見に時間を要したが、どの道も魅力的であり、何度訪れても飽きない場所であった。