icon 箕冠山,根石岳 icon


icon 山行日:23年02月24日~25日

icon 山 名:八ヶ岳・霧ヶ峰・箕冠山,根石岳

icon 区 分:会山行

icon 形 態:雪山・スキー

icon 参加者:4名(男性:0名、女性:4名)

根石岳山荘 

根石岳山荘

 

icon コースタイム


桜平~夏沢鉱泉~箕冠山~根石岳

2月24日

八王子駅 7:29=(あずさ1号)=9:08 茅野駅 9:15=(送迎車)=10:00 桜平ゲート10:15―10:45夏沢鉱泉(昼食)11:45―12:50 オーレン小屋13:00―13:40 夏沢峠 13:50―14:10 オーレン小屋 14:20―14:50夏沢鉱泉(泊)

2月25日

夏沢鉱泉7:00―8:10 オーレン小屋 8:20―⑤― 箕冠山9:45―10:15 根石岳 10:20―10:40 箕冠山 10:50― 11:20夏沢峠⑤ ―オーレン小屋―12:20 夏沢鉱泉(昼食、入浴)13:55―14:20桜平ゲート14:25=(送迎車) =15:20茅野駅16:20=(特急あずさ44号)=18:11八王子

行動時間1日目:桜平から夏沢鉱泉まで30分+鉱泉から夏沢峠まで往復 3時間 5 分 2日目:根石岳まで5時間20 分+桜平まで25分

 

icon 山行の過程


2/24(金)曇り

特急あずさ1号を茅野駅で下車し、駅に降りると雪が全くなく、12月のクリスマスの頃と大違いだった。夏沢鉱泉の送迎車で桜平のゲートまで行き、その先は荷物だけ運んで貰い、凍結しているためアイゼンを着けて歩く。鉱泉に到着後、食堂で昼食後、身支度し夏沢峠まで足慣らしをする。雪がうっすら降ってきたが、無風状態で、登山道は、サラサラしたパウダーのような粉雪で歩きやすい。オーレン小屋に着くと、ベンチや椅子は雪に埋もれていたが、若い3人組女子が、「雪玉メーカー」という道具でアヒルを作って遊んでいた。沢山の雪のアヒルが行進し尾根を上がる様子と、集団で並ぶのが、なんとも可愛いらしい。作ってみませんか?と声をかけて貰い、一人が作ると上手ですねと褒めてくれた。でもその女子たち、夏沢峠はどちらの方向ですか?と質問あり、硫黄岳まで行きたいというのにのんびりし、ピッケルも持っていないし心配になる。コースの説明後、途中で戻ってきてねとアドバイスをした。夏沢峠に着くと、その女子3人組がいて、やっぱりやめましたと言うので、ほっとした。鉱泉に戻り、18時の夕食まで時間がたっぷりありお風呂に入り、のんびりできた。宿泊者はキャンセルもあり11名で、4,5名で一杯のお風呂場も待たずに入れた。部屋は12月にリニューアルしたばかりで、2段ベッドになっていたが、セミダブルベッドの広さで、湯たんぽも入り、暖かくて快適だった。

夏沢鉱泉

夏沢鉱泉

夏沢鉱泉暖炉

夏沢鉱泉暖炉

オーレン小屋の前で雪玉アヒル

オーレン小屋の前で雪玉アヒル

雪玉アヒルの行列尾根を登る

雪玉アヒルの行列尾根を登る

 

25日(土)晴れ

6時の朝食後、鉱泉前でアイゼン装着し7時に出発、雪は夜うっすら降ったがトレースは消えず、昨日と同じコースタイムでオーレン小屋に到着。この先、箕冠山までは左側の樹林帯を登る。トレースあり潜ることはないが、先行の足跡1足分だけで、トップのSLが疲れた所で、CLが交替する。青空の中、雪の樹木に八ヶ岳ブルーが映える。箕冠山で、根石岳から戻ってきた単独の男性が、風は少しありましたと教えてくれた。樹林から下ると、今日は風が少ないと思っていたら、根石岳山荘脇の稜線上に出ると、吹きさらしの風が強く、石がゴロゴロし歩きにくい。両サイドにロープが張られ、氷でエビのしっぽができていた。山頂を目指すと、雲がかかり展望がなくなる、トレースは風ですぐに消え、うっすら足跡が見える程度、杭と山頂の道標を目指して登る。本沢温泉から天狗岳に行って戻った人とすれ違い、天狗より、根石の方が風は強いと話してくれた。頂上で写真だけ撮り早々に下り始めると、急に晴れて視界良好になる、硫黄、赤岳、阿弥陀岳の雄姿、南、中央アルプスも見えてきた。箕冠山に戻り、夏沢峠へ向かうと、根石、東天狗、西天狗が良く見える展望地あり。夏沢峠から昨日と同じコースで下ると、登ってくる登山者と続々とすれ違う。晴天の土曜日は入山者が多く、夏沢鉱泉前でもガイド登山の団体が説明を受けていた。12:20鉱泉に戻り、入浴と昼食後、桜平ゲート発14時30分の送迎車に間に合うように、14時前に鉱泉を出発した。

オーレン小屋から箕冠山に向かう樹林

オーレン小屋から箕冠山に向かう樹林

箕冠山

箕冠山

根石岳山頂 

根石岳山頂

根石岳の下り 

根石岳の下り

根石岳から硫黄、赤岳の展望 

根石岳から硫黄、赤岳の展望

 

icon リーダーの感想


教育遭対部の会山行としては、4名と少ない人数だったが、一人一人の行動が見れて、お互いの意思疎通がとりやすくて良かった。又、偶然だが同年齢3人と、1学年下が1人の女性だけになり、女子会の雰囲気も楽しめた。週始めに心配した天気予報が良いほうに変わったのも幸運であった。雪山久々のメンバーもいたので、教育部で作成したばかりの①雪山登山チックシート、②雪山装備のポイントのマニュアルを事前に送信し、各自で意識して貰う事にした。装備の不備はなかったが、手袋を3重にしても冷たくなる時があり、ミトンの中でぐーぱーをする等の対策や、きつすぎるのも良くないと分かった。コースは、樹林帯から、一気に風が強まる稜線上の山頂まで30分の距離を、その違いを体験する雪山初級としては、適切なコースだと思う。

 

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