丹沢神ノ川 金山谷
山行日:24年05月12日
山 名:丹沢・丹沢神ノ川 金山谷
区 分:グループ・
形 態:沢登
参加者:5名(男性:2名、女性:3名)
コースタイム
5月12日天気:曇り 丹沢神ノ川 金山谷
7:50日蔭沢橋ゲート8:00…神ノ川林道…8:35広河原…9:20岩水沢出合9:55…10:55仏谷…12:00/950m地点二俣…12:55金山谷…14:35源蔵尾14:45…15:25広河原15:35…神ノ川林道…16:15日蔭沢橋ゲート
入渓までのアプローチ含め歩程9.6㎞、標高差1010m
山行の過程
アプローチの神ノ川林道は、ところどころ酷い土砂崩れの跡があり通行要注意(大雨の跡はさらに上からの落石があるかもしれないので通行注意)。
このところの雨の影響で、F1の釜が深くなり(冷水に首までつかりそう?)右岸から結局、ザイルを伸ばして巻くことになる。安全のため900m付近の2段10mの滝でもザイルを出したが、大岩壁前の滝上には樹木等の支点がないので大岩にスリングを巻き付けて支点づくりを行う必要あり。
ルート上は手ごろな小滝があり快適な遡行が楽しめるが、(沢はどこもそうだが)滝やへつりで取り付く岩は概して脆く、ホールドや立ちこみの際に確認が必要。
後藤真一さんの教科書通り、1200mまで抜けた後は早めにザレた斜面を源蔵尾根目指して詰めて遡行終了。源蔵尾根はピンクテープのマーキングがあり迷うことなく降りることができた。F1の高巻きで時間を要したが、ほぼ計画書通りのタイムで下山することができた。
リーダーの感想
問題なく直登できると思っていたF1の水量の多さは予想外で、50mザイルを持ってきて正解だった。F1の釜にいったん腰まで入って浸かると、あまりの水の冷たさに戦意喪失。
F1の高巻きからザレた斜面の詰めまで、最後まで落石に神経を使った山行でしたが、新緑の裏丹沢の静かな谷をN会長と(山の会の)キャンディーズ3名で楽しく遡行することができました。