早戸川 原小屋沢
2019年8月7日(水) 晴れ
参加者数:4名(男性3名、女性1名)
宮ヶ瀬園地?7:50=魚止橋8:25―伝道9:15―雷平10:05―雷滝10:27―カサギ沢出合11:34―バケモノ滝10m 11:40―20mガータゴヤ滝(昼食)12:31~13:00―1352mピーク13:35―雷滝14:20―伝道15:33―魚止橋15:51
沢グレード 一級上、ピッチグレード Ⅲ級 歩行時間6:32、距離 9.6km、標高差 742m累積標高 +832m
魚止橋手前から出発。伝道、造林小屋と進むと、小さい沢の丸太三本の桟道。中の一本が折れており二本しかない。ロープが張ってあるが怖い。慎重に渡る。坂を下ると一回目の徒渉。昨年12月にあった橋はない。少し行くと右岸のへつり。ロープを頼りに岩のバンドを通過。二回目の徒渉はここも橋がない。左岸を3m程登ってロープを頼りに岩のバンドをへつって越えた。踏み跡を行くと860m付近に大岩滝3mが見えて来た。これがF1だろうか。3分程で急坂を登ってリボンがある所で右岸へ三回目の徒渉。
少し回り込むと雷滝25mが見えた。水が多い。滝の右側を3m程登って上の様子を観察。上部5m程が切り立っていて厳しそう。あきらめて戻る。ハーケンを準備しないと登れない。
左側の踏み跡をたどり落ち口よりも6m程登るとロープがあるトラバースの踏み跡があり、小沢まで行き下って入渓。すぐにきれいな青い釜が出てきて10×45mトイ状滝。右岸をへつって登って行く。この後、二条2m滝、3m階段状滝、2m大岩滝、二段4+4m滝などを登って行くと8×25m八ノ字滝。右側の滝の脇をへつって登る。豪快で気持ちが良い。
二段5m、7m大岩滝を登るとカサギ沢出合。左俣に入りすこしいくとバケモノ滝10m。左の涸れ沢から巻く。2+3mV字滝の3m滝は右壁を登って巻いた。三段6mナメ滝を登るとF5-三段15m。手前のスラブをへつってから登る巻き道がある。もう一つは左のスラブを登って巻くルートがある。NTさん、NYさんがへつって登るルートを行く。楽しんでいますね。この滝を登ったという記録があるので登ってみたいが上段が厳しそう.
5m滝を左から登るとミニガータゴヤ滝5×7m。各々流れの中や左右など好きな所をシャワークライム。すぐにF6-11斜滝。左から巻くと最後のガータゴヤ滝20m。水量が多く13年7月に登った左や右からのルートも登るのは厳しそう。今回は登らないが一段目3mを登り右側上部を登れないか子細に観察するが水が多く厳しそう。巻きは、右の泥壁を登るルートと、ボッチ沢2m滝を登ってすぐ右の、切れている鎖があるスラブを登るルートがある。ここでマイナスイオンを浴びながらの昼食。十分涼しくなった。夏はやっぱり沢登りだね。
詰めは原小屋平まで行かず、ここからボッチ沢の右岸尾根を登る短縮コース。取り付20m程が急で厳しいが、木があるのでジグザグに登った。40m程登ると緩くなり楽に登ることができた。1352mピークまで登ると市原新道の見覚えのある鹿柵に到着。ここから下り。コンパスで方向を決めて踏み跡をたどって雷滝まで降りた。一部不明瞭な所もあるので注意が必要。雷滝からは来た道を戻り魚止橋まで戻った。徒渉が三回あるので登山靴は脱いで渡らなければならなかった。
沢としては大きな沢で大岩滝が結構あり水無川の沢と少し違った味のする沢である。今回は水が多くガータゴヤ滝を登らなかったので少し物足りなく思った。 沢デビューのNTさん、二回目のNYさんにも気に入ってもらえて良かった。
短縮コースで詰めは短くなり一時間程短縮されて楽になった。下山時小さな虫が耳にまとわりついてかゆくなってしまったので虫よけが必要である。
遡行図
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