丹波天平~三条の湯~雲取山
山行日:21年11月23日~24日
山 名:奥多摩・丹波天平~三条の湯~雲取山
区 分:個人
形 態:縦走
参加者:5名(男性:0名、女性:4名、会員外:1名)
コースタイム
11月23日天気:丹波天平~三条の湯~雲取山
藤沢本町ローソン5:00=6:50小袖乗越村営駐車場7:10―8:00親川バス停⑤―8:45後山集落跡⑩―⑤―11:05分岐・11:05丹波天平1343m(昼食)11:30―⑤―11:55サオラ峠⑤―13:40御岳沢 -⑤-14:55三条の湯 11/24日(水) 三条の湯6:30―7:20青岩鍾乳洞分岐―⑤―⑤―⑤ -10:05三条ダルミ⑤―11:00雲取山避難小屋―雲取山2017m⑤―11:10雲取山避難小屋(昼)11:40―12:25小雲取山(ヨモギの頭分岐)―13:00ブナ坂1650⑩ ー13:25分岐―(七ツ石山と小屋は通らないで)―13:48七ツ石小屋下― 14:10堂所⑩―15:25石祠―16:00小袖乗越駐車場16:15=16:30丹波山温泉のめこい湯入浴・夕食18:30=20:45藤沢本町
23日(歩行時間 6 時間50 分 行動時間 7時間 45分 ) 24日(歩行時間 7時間 25 分 行動時間 8 時間 30 分)
山行の過程
11月23日
祭日で駐車場が満車になる恐れあり藤沢本町を5時出発する。6時50分到着時既に15台あり、早朝の出発で良かった。
舗装道路を雲取山方面へ少し行くと、左に所畑方面への標識あり、国道のバス通りへ下る。駐車場から50分歩き、親川バス停の右側に丹波天平への登山口があった。坂を登ると、汗ばむ陽気となり、青空に映える紅葉を見ながら歩く。後山集落跡の前で休憩、手前の廃屋は生活用具が残され、昭和40年の表彰状まで飾られていた。その先のカーブでピンクのテープのある方向に進むと、狭いトラバース道で滑りやすく、ヤマップで確認すると、間違いに気が付き引き返す。
保之瀬天平に出ると、どこでも歩けそうな平な場所が広がり、落ち葉で埋もれたトレースをトラロープをたよりに登る。丹波方面への分岐に標識あり、すぐ先が丹波天平で、ここで昼食とする。サオラ峠で飛龍山へ行く分岐あり、右方面へ進む。登山者2人とすれ違っただけで、その先も人に会うことはなかった。揺れる木橋を渡り、御岳沢から2つの沢を越えると、1時間程で谷間の開けた所に三条の湯が見えてきた。部屋は食堂隣の玄関がある個室で、ストーブが置かれていた。夕食まで時間あり、丁度3時のおやつで、さつま芋餡が入ったメンバーお手製の美味しいパンを頂く。女性風呂は1回3人と制限あり、ツルツルした温泉と、きれいな浴槽で快適だった。夕食は17時半、食堂に他の客は9人、ワンプレートの木製の皿に、様々な自家製の新鮮野菜が並び、見た目も味も素晴らしく、丹波村特性の豚汁も具沢山で美味しかった。
11月24日
翌朝は冷え込み強まるも晴天、5時半の朝食後明るくなった6時半に出発する。つづら折りに高度上げて登るが、落ち葉のラッセルが半端なく、膝下まで潜る所あり、先発の単独の男性も、かき分けながら進んでいた。青岩鍾乳洞分岐まで20分の所50分かかった。その先も岩場や所々狭いトラバース道や急な下りあり長く感じ、予定より時間かかり、飛龍山からの奥秩父主脈縦走路と繋がるコルの三条ダルミに到着する。強風が強まる中、50分登ると、雲取山避難小屋の前に到着。ザックを置き、すぐ先の山頂を目指す。3人は初登頂だが、風が強すぎゆっくり展望を楽しむ余裕なく写真撮影後、避難小屋に入って昼食とする。中は広く綺麗で常連の男性が宿泊していた。小屋前からの、凛とした富士山や奥多摩三山の展望も素晴らしい、小雲取山から七ツ石方面の広く明るい尾根を見渡しながら、鴨沢方面に下る。鞍部のブナ坂から七ツ石山頂は登らず、下を通ってマムシ岩や堂所を過ぎ、石祠の辺りから最後の紅葉を楽しんだ。駐車場から道の駅たばやまに行き、三条の湯で貰った600円割引券を使い、のめこい湯に入り、食堂で夕食後、帰路に着いた。
リーダーの感想
1年前に初めて三条の湯に泊まり、食事と温泉、雰囲気の良さが忘れられず、又泊まりたいと思っていた。丹波天平は一度丹波山方面から登った事はあったが、今回は小袖乗越に駐車したので、親川から保之瀬天平、丹波天平のコースを選んだ。長いがアップダウンも緩やかで、歩きやすかった。でんでいろの言葉にも惹かれ、平らで広い遊び場のような所である。2日間共、終始落ち葉は多かったが、2日目の三条の湯から狭い登りの青岩鍾乳洞分岐までが、特にラッセルが大変で時間を要した。三条ダルミまでは予定より時間オーバーしたが、雲取山からの下りはテンポよく歩けて時間差も縮まり、明るいうちに下山でき、のめこい湯でゆっくりできて良かった。
雲取山は特に雪山で何度も歩いていたが鴨沢から往復が多かったので、今回は一番変化のあるコースになったと思う。写真で振り返ると、落ち葉と晩秋から初冬の雰囲気がよく出ていた。初登頂の3人のメンバーはもっと山頂を楽しみたかったと思うが、強風で長くいられる状況ではなく、てんきとくらすでも晴天なのにCクラスとなっていた。