秩父・熊倉山宗屋敷尾根
2018年4月29日(日)
会員の参加者:男1名、女3名 計4名
天候:晴れ
9:36西武秩父駅=タクシー=10:05尾根取り付き点10:15―(5)―11:551003m12:20―13:251284mを過ぎた鞍部13:35―蝉笹―14:40シラカケ岩14:50―15:25熊倉山15:35―1238m―16:30996m16:35―17:25熊倉山登山口17:30(谷津川林道)18:05白久駅18:17 (行動時間7時間50分)
行動時間 7:50
タクシーで安谷川左岸の林道を入り、森林管理道路が右に延びるところで降りる。林道を約30m進み、右後方の踏み跡をたどると、すぐ尾根に乗れる。植林の中、わかりやすい尾根道が続く。下に熊注意の看板があったが、途中小動物が倒木の下に隠れたり、サルの歩いているのを見かけたりした。1003mには祠がある。宗屋敷尾根の核心部に取り掛かる前に、昼食とする。
ここからは急登が続き、露岩が現われる。前方に1284m点が突然そびえたつ。岩の切り立った狭い尾根を登っていくとアカヤシオのピンクの花があちこちに散っている。1284m通過後はアカヤシオの花が咲いているのが見られる。最大の難所の大岩にぶつかるが、大岩の左側に沿って慎重に巻いて通過する。さらに岩尾根の急登が続き、蝉笹に達する。シラカケ岩まで足をのばすと、すばらしい展望が開ける。春霞がかかっていたが、酉谷山や雲取山の方まで見渡すことができる。景色を堪能して熊倉山へ北西の尾根をたどる。
山頂には大きな標識と祠がある。ここからは一般道で要所に道標がついている。右手の日野コースを分けて下り、1238mを過ぎると左に谷津川林道への分岐があるが、通行禁止のロープが張ってある。小幡尾根は急な下りが続く。990mからは植林の中をジグザグの道が長々と続き、林道の横切る登山口に出る。登山届を入れるポストがある。日は長いが時間を考え、熊倉城があった城山へは登らず、林道3.5㎞を約35分で飛ばし、無人の白久駅に到着した。
宗屋敷尾根は、思った以上に骨のあるⅤコースだった。アカヤシオも目的だったが、今年は開花が2週間ほど早く、日程を早めたが、残っているか心配だった。1300mほどから上は予想以上に咲いていた。上品で風情ある花に出会えることができ、よかった。
池袋からの西武鉄道の当日特急券がとれず、45分遅れる出発となってしまった。この方面は連休にかかる頃、三峰神社のお祭りや、人気の羊山公園芝桜見学で、人出が多い。特急券の入手方法、国道の渋滞状況、タクシーの予約など、入念な準備が必要である。
写真をクリックすると大きな写真を表示します。