梅ノ木尾根から大沢分岐、見晴広場
山行日:21年03月25日
山 名:丹沢・梅ノ木尾根から大沢分岐、見晴広場
区 分:個人
形 態:ハイキング
参加者:4名(男性:2名、女性:2名)
コースタイム
03月25日天気:曇り、見城から梅ノ木尾根・見晴広場
広沢寺駐車場9:35~218m付近9:50/55~見城10:30~日向山11:35/12:00~470m付近12:55/13:05~浄発願寺分岐13:20~大沢分岐14:15~すりばち広場14:40~見晴広場B15:00/20~ひょうたん広場16:10/20~三段の滝分岐16:30~広沢寺駐車場17:25
歩程:9km、6時間45分、累積標高差:+-970m
山行の過程
広沢寺の駐車場の近くには愛宕権現の社があります。ここから見城、日向山をたどり浄発願寺奥の院の分岐へ登って行きます。
ここからは木の根がうるさい登り、670mのコブ(二ノ沢の頭)を超えると岩っぽい痩せ尾根になります。木の根を頼りに急坂をひと登りすると大沢分岐にたどり着きました。
左は大山へと向かう道、右手は固定ロープが張られたザレた急な下りです。ロープでもなければちょっと気を詰めなければならないところでした。
マルバダケブキが目を出し始めた樹林帯の鞍部はすりばち広場、かつては修験道の宿があったところと言います。鹿除けの柵の間に踏み跡が見えていましたがかつてはここから弁天の森キャンプ場に下ることができたようです。今は道も荒れ廃道になっているのでしょう。
明るい稜線をひと登りした見晴広場Bから弁天見晴弁天へ、ここからは弁天見晴らしコースを下り弁天の森キャンプ場跡に下りました。この下りも荒れた急坂で固定ロープがあるものの踏み跡も薄く気を付けなければならないところでした。
リーダーの感想
見晴広場コースから梅ノ木尾根はかつての日向修験や八菅修験の行者道です。大山三ツ峰山や大山などをめぐる峰入りの修行がこの地で行われていたようです。見晴広場コースの途中にあるすりばち広場は行者の宿があったところと言います。
大山三つ峰など、この周辺は岩っぽい痩せた尾根道歩きができるところです。弁天見晴から弁天の森キャンプ場跡に下る急坂もあまり人が入っていないようでかなり荒れていました。
10年ほど前、ここを下った記憶では木の階段が整備されていたはずです。しかし今は踏み跡も薄く道は荒れ放題、固定ロープでもなければ下るのも大変な状態です。
やがてこの道も崩壊が進み廃道となって行くのでしょう。自然を守るのは多くの人の力が必要なようです。
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