icon 燕岳から常念岳 icon

icon 山行日:
2017年7月27日(木)~7月29日(土)
icon 山域・山名:
北アルプス・燕岳~常念岳
icon 会員の参加者数:
男3名、女1名:計4名
icon 山行区分:
個人山行
icon トータル行動時間:
20時間45分
icon トータル歩行時間:
16時間35分
 
 
 
 
 

 

 

icon コースタイム


7/27(木)晴れのち曇り

八王子駅7:29=あずさ1号=9:39松本駅9:54=JR=10:19穂高駅10:30=タクシー= 11:15中房温泉11:35―12:10第1ベンチ12:25―13:00第2ベンチ13:05―13:40第3ベンチ 13:50―14:30富士見ベンチ14:40―15:20合戦小屋15:40―⑩―17:10燕山荘(泊)

(行動時間 5時間35分 歩行時間 4時間25分)

7/28(金)霧雨のち曇

肩燕山荘6:00―6:40蛙岩6:45―7:10大下り―⑩―⑤―⑩―9:45大天荘10:05―⑤―11:10 雪渓11:25―12:20横通岳分岐(昼食)12:50―13:45常念小屋(泊)

(行動時間 7時間45分    歩行時間 6時間20分)

7/29(土)晴のち曇

常念小屋4:20―⑩―5:40常念岳5:50―7:00常念小屋(朝食)8:00―8:50沢9:00―⑤―11:45ヒエ平12:00=タクシー=12:20ホリデー湯13:25=タクシー=13:40豊科駅13:58=JR=14:20松本駅14:26=JR=15:54小淵沢駅16:17=ホリデー快速=18:16八王子駅(解散)

(行動時間 7時間25分 歩行時間 5時間50分)

icon 山行経過


7月27日(木)三大急登から燕岳へ

梅雨も明けていよいよ本格的な夏山シーズンとなり、穂高駅から予約のタクシーで中房温泉へ。三大急登の合戦尾根で登山口からはいきなり樹林帯の急登で、第1ベンチまで意外に長く感じる。合戦小屋まではほぼ等間隔にベンチがあってそれぞれで休憩しながら、小屋のスイカを目指して登る。登山中に多くの下山者に出会うが、この所天気が悪くて今朝も山上は雨だったようで、これから登る人はいいねと云われながら行き交う。合戦小屋に到着し、日本一美味しいと云われる恒例のスイカを食べて後一息頑張って登る。小屋を 過ぎると森林限界で花々も現れ、ガスも消えて遠く槍ヶ岳の鋭鋒も望むことが出来た。 小屋に着くと周辺を散策するがだんだんと山々もガスにつつまれてくる。小屋は新館の最上階で階 段の上り下りで頭をぶつけそうであったが、今日は宿泊者が多いいようである。食後は食堂にてオ-ナーの赤沼さんから山の話やアルプホルンを聞く。

中房温泉登山口

中房温泉登山口

雲間に槍ヶ岳

雲間に槍ヶ岳

アルプスホルンを聞く

アルプスホルンを聞く

燕岳

燕岳

7月28日(金)コマクサの群生地を縦走して常念小屋へ

朝一番で食事をして出発前に風化の激しい花崗岩の造形美や白砂の中に咲くコマクサを眺めて燕岳に登る予定だったが生憎小雨とガスで何も見えないため残念ながら登山は断念して予定通り常念岳を目指して表銀座コースへ出発する。出発前の霧雨やガスも上がり、蛙岩の岩塊の割れ目を抜けて行く。蛙岩を過ぎるとコマクサの群落地が続き大下りを下り、今日一番の長い登りで大天荘に着く。大天荘からはお花畑を見ながら東天井岳への草原を行くと、時々雷鳥のお迎えを眺めながら稜 線を進む。東天井岳を下った所の雪渓で遊び、前方に常念岳を見上げ横通岳をトラバースして行くと、すぐ直下に待望の常念小屋を下ろす。明日はこの登りかと正面の常念岳のジグザグの登山道を見上げながら下って行き小屋に到着する。 今日は小屋も満員のようであるが、早く到着したため休憩室にてゆっくりと歓談できた。又部屋も我々だけの個室を頂きゆっくりと明日に備えて休むことが出来た。

コマクサ 

コマクサ

チングルマ 

チングルマ

お花畑 

お花畑

7月29日(土)ピラミダルな山頂から大展望を眺めて一ノ沢に下山---温泉へ

夜半に起きるとガスも上がり星が出ていたとのこと、やがて早くから登り始めるパーティもあり、我々も予定通りヘッドランプを付けて空荷で山頂を目指す。山頂に向かってランプの明かりが続き、やがて日ノ出を期待したが東の空は雲が厚く日の出は望めなかった。西側は快晴で雲海の上に槍~穂高連峰のパノラマが続き、今年は残雪が多く以前に下った天狗原コースは真っ白だった。山頂で早速に記念写真を写して山頂を後にする。行き交う登山者も多く、以外に下りも時間がかかるが、昨日の燕岳~の縦走路を見ながら良く歩いたなと言いながら下る。小屋にて朝食後見晴らしのない樹林帯に入り、水場からは花もきれいだが要注意の胸突き八丁を高巻きして沢伝いに下って行く。石の多いい道でヒエ平まで意外に長く感じる下りだった。若干遅これ気味だったが皆元気で予定通りの下山で、待望のホリデー湯にもゆったりと立ち寄ることが出来た。JRも小渕沢からは何時ものホリデー快速でのんびりと列車の旅を楽しんで帰着できた。

icon リーダーの感想


ようやく梅雨が明けて好天を期待したが北の方は天気が悪く、初日の夜から早朝にかけて雨となリ残念ながら燕岳には登れなかった。しかし予報通り翌日からは好天になり、コマクサの群落や北アルプスの大パノラマを眺めながら縦走ができた。遠くの山々を眺め来期はどの山に登ろうかなと思いながらヒヤリハットもなく楽しく夏山山行が終了した。

 

icon 参加者の感想


登山口で準備をしていると消防署の救助隊が登って行ったが、1時間もすると足を骨折した女性をおんぶして下山する隊員に出会う。段差が多いので注意しながら登って行く。山荘ではオーナーによるホルンを初めて聞く。縦走中はコマクサや沢山の花々を眺め、雷鳥の親子にも遭遇したリ帰りの車道には沢山の猿が出ていた。久し振りの縦走でコースタイム通りに歩くのはだんだんと難しいなと思うようになった。

 

icon 費用


icon 宿泊費:燕山荘 %ensp;______________________ 10,000円
 
icon 宿泊費:常念小屋 %ensp;_____________________9,800円
 
icon タクシー代(合計) %ensp;________ 22,120円
 
icon 温泉 %ensp;____________________________ 530円(常念泊430円)
 
 

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Tag:北アルプス,縦走,
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