三ノ塔~ヨモギ尾根
山行日:23年03月21日
山 名:丹沢・三ノ塔~ヨモギ尾根
区 分:会山行
形 態:ハイキング
参加者:10名(男性:2名、女性:8名)
コースタイム
3月21日天気:曇り
7:44ヤビツ峠行きバス―8:35ヤビツ峠8:50―9:30登山口―10:55三ノ塔11:10―ヨモギ尾根―12:05ヨモギ平(昼食)12:35―ブナ―タライ小屋沢渡渉―14:00札掛森の家14:15―14:30地獄沢橋ミツマタ14:45―15:40護摩屋敷の水15:50ー16:15ヤビツ峠
歩行距離:13.3Km(+1091m、-1090m) 歩行時間:6時間 行動時間:7時間25分
山行の過程
ヤビツ峠行きのバスは祝日のためか長蛇の列で、7時20分の定期便のあと臨時が出た。我々は7時44分に乗車したがやはり混んでいた。ヤビツ峠のトイレはまだ使用不可で、そばに仮設トイレが5基設置されていたが、流水ができず異臭を放っていた。
ヤビツ峠から県道70号線を行き、登山道で三ノ塔まで。さすがにここは登山者が多く、何回も道を譲った。今日は たまに薄日が差すこともあったが、ほとんど曇りで三ノ塔からの富士山は望めず。
ここでチェーンスパイクを装着し、急下降対応の順番に変えヨモギ尾根の入り口へ。気が抜けない急斜面を慎重に下り、シンボルのケヤキがあるヨモギ平で昼食にした。
今日の目当て、その1の大ブナはこの先の植林内にある。メンバーに探してもらうことにしていたが、N氏があっさり見つけた。
大ブナ鑑賞後、タライゴヤ沢へと下る途中で、登ってくる6,7人のパーティとすれ違ったが、それ以外は登山者との出あいはなかった。
タライゴヤ沢は全員靴を濡らすことなく渡渉。森の家でトイレをお借りし、目当て その2のミツマタ鑑賞へと地獄沢橋を目ざすが、その手前からすでに藤熊川の河原と山側に見ごろのミツマタが現れる。地獄沢橋から奥へモノレール小屋まで進むと、斜面いっぱいに満開のミツマタが広がり、やさしい芳香が今までの緊張をほぐしてくれた。
しかし、この先ヤビツ峠までの緩やかな車道歩きが長い。途中のわずかなショートカットや休憩を挟みながら、最終バスの30分前にヤビツ峠に着いた。
リーダーの感想
山行の目的を大ブナの紹介とミツマタの鑑賞に絞って実施した。他に簡単なバリエーションも入れたいと思い、以前、下って良かった熊谷ノ沢右岸尾根も偵察した。しかし、ここはボスコ道と同様、ブル道化していたので渡渉にやや不安はあったが、タライゴヤ沢までヨモギ尾根を下ることにした。
下りの最初が急下降だったので、チェーンスパイク持参を条件としメンバーを募ったが、一緒に歩くのが初めての人もいたので、全員無事にヨモギ平に着いた時はホッとした。皆さんに、大木のブナと満開のミツマタ群生に満足していただけたので、計画して良かったと思っている。