丹沢の貴婦人を訪ねて 行者岳、烏尾山
山行日:20年09月04日
山 名:丹沢・行者岳、烏尾山
区 分:個人
形 態:ハイキング
参加者:4名(男性:2名、女性:2名)
コースタイム
09月04日天気:晴れ、行者岳、烏尾山
平塚駅南口6:25=7:40戸沢山荘8:00-政次郎尾根⑩-9:55政次郎ノ頭⑮-10:50行者岳-11:10烏尾山(昼食)11:50-仲尾根ルート⑮-13:20戸沢山荘
行動5時間20分、歩行4時間
山行の概要
戸沢林道が荒れていたがほぼ予定通り戸沢山荘に到着。猛暑の中、政次郎尾根の登りは厳しかったが、表尾根に出ると涼しい風が吹いており、快適に歩けた。お目当てのサガミジョウロウホトトギスをしっかり観察した後、行者岳を越え烏尾山で相模湾を見下ろしながら昼食。行者岳方向に少し戻ったブッシュの中に赤テープを見つけて仲尾根に踏み込む。草原と林が交互に現れるコースで真昼の陽射しが熱く体力を奪う。2/3ほど進んだ地点で支尾根に入る標識を見落として引返し30分程ロスしたのは残念だったが、ほぼ予定時刻に戸沢に下山。秦野市の万葉の湯で汗を流して帰路についた。
リーダーの感想
場所は伏せるが、目的としたサガミジョウロウホトトギスの群落は満開で見頃。2年前と変わらぬ姿を見せてくれて安心した。登山道には数種のノギクが咲き始めており、残暑厳しい中にも秋の気配を感じさせた。「ナラ枯」でまるで時期外れに紅葉したようなコナラやミズナラが散見され、今後の拡大が心配された。
※ナラ枯:カシノナガキクイムシが媒介するラファエレラ菌(かび、通称ナラ菌)が樹体内で繁殖して水の吸い上げを阻害してコナラやミズナラ、カシ、シイ類が枯れる病気。神奈川県では2017年に初めて発見されて以来急速に発生が拡大している。
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